山奥の廃校カフェでノスタルジーに浸る【Masaの関西カメラさんぽ14】
京都府の山奥、奈良・三重・滋賀の県境に位置するところに、廃校をリノベーションした「Cafe ねこぱん」があります。廃校を使った施設は関西にもあちこちにあり、色々と行くのですが、こちらもとても素敵なところでした。秋になり肌寒くなってきましたが、木の温もりや光の暖かさを感じられるカフェはおすすめですよ。
Summary
木造建築ならではの木の廊下は、歴史を感じさせてくれますよね
「café ねこぱん」は、ここですよ。と言わんばかりの指差しに、つい引き込まれます。
木造校舎の温かい雰囲気って、自分が木造校舎を卒業していなくても、とても懐かしい気がしますよね。
「ねこぱん」って名前から、猫がいるのかな?とか猫の形のパンが有名なのかな?とか色々と想像しましたが、関係ないとのことです。
窓が大きく取られた建物は、たくさんの光が入りお昼寝したくなります
秋も深まっていくと特に、光の入る窓際はポカポカと気持ちいいのです。
昔の小学生達も、こんな感じで休み時間に会話を楽しんでいたのでしょうね。
古い校舎には、古いカメラが似合いますね。1970年代のカメラにワクワクしながらフィルムをセットする友達。
工房や年代物のインテリアも多く、タイムスリップした気分になります
木工作家さんの工房を兼ねたギャラリーもあり、販売もされているようです。秋らしく、紅葉した葉がセンス良く飾られていました。
この部屋は、教室のまま保存されている部屋です。当時の小さい机や低い椅子に座ると、昔が思い出されてきますね。
アンティークなストーブや、ランプが店内あちこちに使われています。古いものって、今の時代にはとてもおしゃれに見えますよね。今でも使えるのが凄い!
ランチは種類豊富なベーグルや、村で収穫されたオーガニック野菜を
ダークな感じの木造に白い壁がとても明るくおしゃれに見える店内。裸電球もかわいらしいですよね。
ベーグルが一押しのカフェで、色々な種類のベーグルがたくさん並んでいます。「ベーグルランチ」(1200円)もあります。甘さ控えめのベーグルなので、ランチにも合いますよ。
この日食べたのは、「里山ごはん(土鍋炊きの金賞受賞米と季節の天ぷら)」(1500円)。野菜は地元のオーガニック野菜とのことです。
ランチにはドリンクを付けることもできます。紅茶も光を浴びて、とても綺麗で美味しそうに見えます。
「cafe ねこぱん」は、2003年に廃校になった旧田山小学校(京都府・南山城村)をリノベーションしたカフェです。基本は、毎月第1~3の土・日曜の営業ですが、平日や祝日に臨時営業する場合もあります。電話やネットからランチの取り置きもできますよ。
ゆっくりとした山奥で小鳥のさえずりを聞きながら、のんびりと過ごす休日はいかがでしょうか。疲れも一気に吹き飛ぶこと間違いなしです。
photo:西山雅彦(@masa_nikonist)
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