アレンジかまぼこビュッフェ&女子ウケみやげに大満足「鈴廣 かまぼこの里」
小田原の名物といえば、かまぼこ。レストランやおみやげ処、工場見学、体験施設などが集合した食のテーマパークが「鈴廣 かまぼこの里」です。ファミリー向けのお出かけスポットというイメージ?いえいえ、家族連れだけじゃなく、女子にもササる魅力がいっぱいなんです!
Summary
選ぶ時間も楽しい!かわいいおみやげがどっさり
鈴廣 かまぼこの里があるのは小田原駅と箱根湯本駅の間、電車なら箱根登山鉄道の風祭駅からすぐの場所。国道1号をはさんで、6棟が並んでいます。
友達へのおみやげなら、「大漁万歳」(12個入り 1350円)はいかが?ピリ辛味や、ゆずの香り、ショウガの風味、金目鯛のほぐし身入りと、4種の揚げかまぼこが楽しめます。魚のイラストが描かれたカラフルな包み紙がキャンディーみたいでかわいい!
「こころ」(540円)は、縦横約8cmの箱にミニサイズの紅白かまぼこが入った商品。箱の色(ピンク・ブルー・白)を選んで、絵柄は約50種以上あるレトロかわいいイラストシールから好きなものをチョイスできます。不織布の包み紙(108円)もグリーンの鈴柄やイエローのうさぎ柄など5種揃っているので、贈る相手に合わせて選ぶのも楽しいですよ。
ふわふわシフォンケーキに、ワンコインの食べ比べセットも
ひと休みするなら、鈴なり市場の中にある「汐風カフェ」へ。かまぼこの製造工程で出る魚のアラの魚肥(ぎょひ)で育てた小田原産の果実を使い、ジャムやスイーツを作っていて、テイクアウトのほか、イートインスペースでいただくこともできます。
カフェの人気メニューは写真右の「お陽さまのシフォン」(単品540円、ドリンク付き810円)。バニラ、紅茶、季節のフレーバーがあり、ホールサイズ(1156円)はおみやげとして購入できます。
写真左はカラフルなフルーツがきれいな「汐風のゼリー」(1個378円~)。かまぼこ作りに欠かせない箱根・富士・丹沢連山に育まれた箱根百年水という名水を使って、のど越し爽やかに仕立てています。
「かまぼこって、いろいろ種類があるけど味の違いって何?」という人は、「かまぼこバー」にぜひ!職人さんに特徴を解説してもらいながら、3種のかまぼこの食べ比べができるんです。
写真右はチーズやナッツを使った洋風な「グランシェフセット」、左は高級かまぼこの食べ比べができる「お試しセット」。日本酒、箱根ビール、白ワイン、足柄茶から選べるドリンク付きで、各500円というお得なセットです。
かまぼこって奥深い!工場見学もできる博物館
「かまぼこ博物館」はかまぼこの歴史や栄養について楽しく学べる無料の施設。タンパク質が豊富なかまぼこは、美肌や健康的な髪を育むんだって!
1階にはガラス越しに工場見学できるコーナーも。職人さんがすり身を手際よく板にのせて、次々と成形していきます。職人さんに教えてもらえる、手作り体験プログラム(540円~、要予約)もありますよ。
2階にあるのは「かまぼこ板絵美術館」。小さな板をキャンパスにして、繊細な絵が描かれていたり、2枚を組み合わせた作品があったり、どれも創意工夫がいっぱい。一般の人のものも、有名作家の作品も見どころ満点です。
アレンジかまぼこ料理がおいしいビュッフェレストラン
お腹が空いたら、「えれんなごっそ」というビュッフェレストランが女子におすすめ。平日11時~14時45分はランチ(2052円)、平日15~17時はスイーツ&軽食(1404円)、土日祝9時30分~11時はブランチ(1620円)、土日祝11時~17時はランチ(2376円)で、時間帯によってメニューが変わります。
ピンチョスのようにかまぼこをアレンジしたメニューもあります。サーモンをのせたり、オリーブオイルをかけたり、かまぼこ自体は淡泊な味わいだからアレンジ自在なんだと再発見。伊達巻は生クリームやフルーツソースをかけて、スイーツのようにいただきます。
かまぼこ以外のメニューも豊富で、ランチタイムは全部で50品以上も。キッチンスタジオでは、熱々のパスタや麺類などが提供されます。
箱根百年水を使い、敷地内の醸造所で作られる箱根ビールもこちらで味わえます。カルシウムやマグネシウムをほどよく含み、鉄分が少ない水で仕込むため、まろやかな味わいなんですよ。
おみやげを買うのはもちろん、食事も工場見学も体験も…と、1日遊べる鈴廣 かまぼこの里。「かまぼこって、こんなにおいしかったっけ?」と魅力を再発見すること間違いなしですよ。
text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
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