メニューは鯛茶のみ!米ラバーもお茶漬けラバーも大満足「鯛茶STAND」

メニューは鯛茶のみ!米ラバーもお茶漬けラバーも大満足「鯛茶STAND」

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「高級料亭や割烹の〆」というイメージが強い「鯛茶漬け」ですが、お手軽に食べられる専門店が上野・御徒町エリアにあるんです。専門店というだけあってメニューは「鯛茶漬け」のみ!そんな個性的なお店をご紹介します。

Summary

さすが専門店!こだわりの「米×鯛×出汁」で最高の1杯

鯛茶漬けといえば、日本人の食欲に訴える「米」「鯛」「出汁」が三位一体となった1品。ですが、普段はなかなか食べる機会がないですよね。

そんなおいしい鯛茶漬けをもっと気軽に食べて欲しい!という思いでオープンしたのがこちらの「鯛茶STAND(スタンド)」。シンプルなメニューだからこそ、そのひとつひとつにこだわりが感じられます。

基本のメニューは「鯛茶セット」(1000円)。真鯛の刺身に、惣菜や漬物が3種、おかわり自由のご飯と出汁が付きます。ご飯は、富山県産の「こだわり栽培コシヒカリ」。コシヒカリの中でも粒がしっかりして甘みがあり、お茶漬けに最適のお米なのだとか。

真鯛は、年間を通して変わらないクオリティを提供できるようにと国産養殖真鯛を使用。しっかりとした食感と甘みが特徴だそう。そして、鯛とからむ特製のゴマだれがポイント!

鯛を軽く炙り、柚子胡椒を添えた「炙り鯛茶セット」(1100円)もあります。こちらは炙った鯛の香ばしさと、柚子胡椒の爽やかな辛味が味わえるセットです。

まずはゴマだれと刺身で1杯、お茶漬けは2杯目以降!

お米ラバーの方に、おすすめの食べ方があります。1杯目からいきなりお茶漬けにしてはいけません!1杯目はまず、特製ゴマだれと鯛の刺身で。

このゴマだれが、なんともご飯がすすむ味!お店の方にその秘密をうかがうと、隠し味に美容フードとして注目を集めるタヒニ(生ゴマペースト)が使われているとのこと。香ばしさとコクが深く、甘みのあるご飯を軽々と1杯完食するおいしさです。

いよいよお茶漬けの出番です。ご飯の上にゴマだれをしっかりからめた鯛、テーブルに常備されているカリカリのあられと香りのよい海苔もパラリとトッピング。わさびもお好みで。

ここにかけるアツアツの出汁は、羅臼産昆布と玄米茶などを合わせた黄金色。熱い出汁で少し白くなった鯛は、生で食べるのとはまた違う、ふわっと食感に。出汁によって、ご飯とゴマだれの鯛が混ざり合えば、さらさらっといくらでも食べられてしまう至福の1杯が完成しました。

鯛のフルコース!5変化する鯛を堪能できるスペシャルセット

鯛茶の主役である鯛をもっと味わいたいという人は「堪能セット」(2000円)のオーダーを。その名前のとおり、鯛を堪能できるセットになっています。

堪能セットでは、真鯛と炙り真鯛の刺身に、真鯛カルパッチョ、真鯛のなめろう、真鯛ユッケと真鯛づくし。薬味が香るなめろうや、ごま油が香ばしいユッケでお茶漬けもいいですね!今日はちょっとリッチに鯛づくしというときにおすすめです。

また、「鯛茶スタンド」のこだわりは、食材だけじゃなく器にもあります。お茶碗は形や色がさまざま。今日はどんなお茶碗で出てくるか、とリピーターさんの楽しみにもなっています。きれいな器でいただくと、ご飯がさらにおいしくなりますね!

店内は、カウンターに並べられた器がライトアップされ、まるで陶器のギャラリーのよう。品があり、落ち着いた雰囲気で、女性が1人で入りやすいのも人気の理由のひとつかもしれません。

ご飯ものの中でも「高嶺の花」的存在の「鯛茶漬け」をカジュアルに楽しめる専門店。お米好きさん、お茶漬け好きさんはお腹も心も大満足ですよ!

鯛茶STAND
住所:東京都台東区上野5-16-9 サンエイビル 1階
TEL:03-6803-2995
営業時間:11時~21時30分(21時LO)、金・土曜~16時(15時30分LO)、18~23時(22時30分LO)
定休日:不定休

text:白坂 亜弓、mogShore

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。

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