ショッピング
2018.11.16
紙フェチ女子、大興奮！眺めるだけでもうっとりする紙のショールーム
大手出版社の本社があったり、古本屋があちこちに軒を連ねていたり…。本の街として知られる神保町に、100年以上続く紙の専門商社「竹尾」のショールームである「竹尾 見本帖本店」はあります。店内に並ぶ紙の種類は、なんと2700種類以上！そんな、紙フェチ女子にとっては天国のような場所に潜入してきました。
圧巻の種類豊富さ！洗練された空間でお気に入りの紙をみつけよう
「竹尾 見本帖本店」は神保町、竹橋、新御茶ノ水、いずれの駅からも徒歩5〜10分ほどの便利な場所にあり、遠方からも多くの人が足を運ぶそう。その理由は、約2700種類もの紙を実際に手に取ることができるから。もちろん、すべて購入も可能。プロに限らず、一般の方も多く訪れるそうです。
色とりどりの紙が引き立つ、白を基調とした洗練された店内。小さな色紙が、グラデーションになるようきれいに並べられています。なんとこちらはすべて色見本で、この紙をスタッフに渡すとA4サイズの商品に引き換えてもらえます。
店内の壁には、なにやら暗号のような文字がびっしり…。
なんと、すべて引き出しになっています！先ほどの色見本と引き換えるA4サイズの紙が、この中に保管されていました。壁かと思いきや…驚きの収納ワザです！
その場で受け取れる紙のサイズはA4のみ。それより大きなサイズが欲しい場合は、取り寄せになるとのこと。
ずらりと並ぶ色紙は圧巻です。眺めているだけでもうっとりしてしまいますね。すべての紙は、色が違うだけでなく、質感や柄なども様々。いろいろと手にとってみて、お気に入りをチョイスしましょう！
なかにはこんなキュートな柄も。ドット柄のように透かしが入ったものや、チェック模様がプリントされたものなど、探せば探すほど気になる柄の紙が見つかります。
こんなユニークな紙も発見。左はモフモフとした触り心地で、パイル素材のよう。滑りにくい質感は、デスクパッドやパッケージなどに使用されることも多いとか。右の1枚は大理石のような風合いで、色味が美しいです。何に使うか、想像力をかきたてられますね！
選び方は、テーブルに並ぶ見本の中から探すだけではありません。あらかじめ紙の種類などが決まっている場合は、店内中央に用意されているミニサンプル帳から探すことも可能。同じ種類の紙の色を見比べながら選べるので便利ですね！
使用用途が決まっている場合は、お店のスタッフに相談するのもおすすめ。紙のプロが揃っているので、用途を伝えればぴったりの紙を見つけてくれるはず。
例えば、「本の背表紙に独特の質感の紙を使いたい」と言えば、ざっくりとした触り心地の紙を提案してくれたり、「招待状用に品のある柄の紙を使用したい」という相談には地模様の紙をいくつも紹介してくれたり。
紙へのこだわりが詰め込まれた文具も見逃せない！
紙の専門商社、竹尾ならではのこだわりが詰め込まれたアイテムも販売されています。
こちらのノート「ドレスコ ペーパーノートブック」（1566円）は、表紙と中身、そして見返しまでもが選び抜いた贅沢な紙で作られた一品。中の紙は光にかざすと文字が透けて見えるというニクい演出も…！紙好きならキュンとすること間違いなし。
1枚ずつ異なる紙で構成されたノート「SIKI」（S 864円、M 1512円、L 1998円）も大人気。カラーは7色展開で、四季をイメージした色合いがラインナップされていますよ。
紙を選ぶことってこんなに楽しいんだ！とワクワクが止まらない「竹尾 見本帖本店」。2階は展示スペースになっており、展示内容は定期的に変わるとのこと。1日中いても足りないくらいの見応えがあり、何度通っても新しい発見があります。ぜひ1度足を運んでみてくださいね。
Text：竹林佑子（エフェクト）
●記載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
