「新カステラ」が気になる!高円寺で台湾発祥の大型・ふかふかの新食感スイーツを堪能
高円寺駅南口を出て徒歩30秒ほどの場所にある「新カステラ」。2017年にオープンして以来リピーターが続出し、スイーツ好きの人から話題を集めています。その魅力は、これまでのカステラのイメージを変えるほどふわふわでしっとりした食感!そもそも「新カステラ」って何が新しいの?そのヒミツに迫ります。
Summary
話題の「新カステラ」とは?台湾名物の大型カステラが起源
高円寺駅南口を出て、パッと目に飛び込んでくる黄色の建物が「新カステラ」。黄色×茶色のカステラを思わせる外観が、とってもかわいらしいですね。
「新カステラ」とは、店名であり、売っている商品の名前でもあります。元となっているのは、台湾・淡水地域の名物「シエンカオダンガオ」というカステラ。スポンジケーキのようにふかふかで、大きなサイズが特徴。屋台などで売られ、昔から親しまれています。
日本でも気軽に多くの方に食べてもらいたいという思いから、オーナーが日本人の口に合うように独自に開発したそう。台湾のカステラとも、日本のカステラとも違うから「新カステラ」なんですね。
ビッグサイズでふっかふか!目の前でのカットもワクワク
店内に足を踏み入れれば、ほんのり甘い匂いが漂ってきます。運よく焼き上がりのタイミングに出くわせば、こんなに大きなカステラが目の前に!まるでマットレスのようにふっかふかです!事前に予約すれば、カット前のカステラも「ジャンボカステラ」(6800円)として購入できるので、誕生日やイベントにもおすすめです。
カットした後、新カステラのロゴを焼き付ければ完成です。ひとつあたりのサイズは日本でおなじみのカステラよりかなり大きく、ティッシュ箱くらいボリューミー!
どっちにする!?シンプルな「プレーン」と贅沢「生クリーム入り」
まずは定番のプレーンをいただきます。横から見た断面図はこんな感じ。たっぷり空気を含んだ生地には、ふくらませるためのイースト菌などは一切使用していないそう。そんな生地にナイフを入れると空気が弾けるような「パチパチ」という音まで聞こえてくるので、耳をすませてくださいね。
しっとりとした生地はとにかく柔らかく、カステラというより蒸しパンに近い感覚。カステラといえば、食べると生地がポロポロこぼれたり口の中が乾いたりしますよね。しかし、「新カステラ」は軽い口当たりとしっとり感で、飲み物なしでもパクパクと食べられます!甘さ控えめで素朴な味わいもポイントです。
こちらはプレーンに生クリームを挟んだものです。焼きたてのカステラには挟めず、時間を置いてから仕上げるので、さらに生地がしっとりとした状態に。生クリームは自家製のものを使用していて、甘すぎず、カステラとの相性もバッチリですよ。
毎月の楽しみ!月替わりの期間限定商品も要チェック
「新カステラ」では、月替わりの限定メニューも用意しています。訪れた10月の限定メニューは「ホウレン草」。通常の「新カステラ」とは違って、表面のデザインも凝っていて、思わず写真を撮りたくなりますね。こちらは、生地の中にホウレン草が練りこまれています。
過去には、黒豆・メロン・マンゴー・バナナなどの限定メニューがあり、気になるものばかり。毎月チェックするのを楽しみにしているファンもたくさんいるそう!
カステラが入っている箱にも、こだわりが詰まっています。店舗の建物をミニチュアにしたかのようなデザインのオリジナル箱は、とってもキュート!側面には新カステラのおすすめの食べ方も記載されています。例えば、トースターで表面をカリッと焼いて中はふんわりなんて食べ方も。
お店の営業時間は19時までですが、売り切れ次第終了なので、確実に欲しい場合は電話で取り置きしてくださいね。自宅用としてはもちろん、ホームパーティーの手土産にもぴったり。今までにない食感の「新カステラ」、ぜひ一度体験してみてください!
Text:ひろみん(ism)
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