食・グルメ
2018.12.02
パンに注射？ソースを絡めて二度おいしい絶品クリームパン
大阪市内から車で約1時間、和歌山市和歌浦の海に浮かぶリゾートアイランドにある和歌山マリーナシティホテル。エントランスの正面にあるカフェ＆ベーカリー「カテリーナ」で、驚きのパンを見つけました。味も形も、今までの概念を覆すクリームパン!リゾートホテルのドアの向こうでアナタを待ってます。
もはやスイーツ!?クリームを味わうためのパン
形もネーミングもユニークな「パン部長のしあわせクリームパン」。クリームを味わうためのパンを作ろうと、地元タウン誌「Lism」のクリームパンをこよなく愛するスタッフとカテリーナが、約半年をかけて共同開発した逸品です。
三つ編みにしたデニッシュ生地が焼きあがってから自家製カスタードを注入しています。そうすることによりクリームがたっぷりパンの中に入るのだとか。
注射器？と見間違えたのは、ソースが入ったスポイト型の容器。ソースはマンゴー、フランボワーズ、メープルの3種類。たっぷりのカスタードを味わったあとに、ソースを絡めて食べれば、2つの味が楽しめます。
パンの中にギッシリ詰まったカスタードクリーム。
このカスタードクリームは、ケーキに使っている物と同じ製法で作られているため、夏季の販売はお休みしているので、これからの季節にしか食べられない季節限定のクリームパンでもあります。
オススメの食べ方は、ナイフで半分にカット。まずはソースをかけずにそのままでパクリ。上品なカスタードの味が広がり、もはやスイーツの味わい。次にソースをかけてパクリ。ソースの味とカスタードが相まって、うっとりするおいしさ。
テイクアウトした時は、ソースを外してからオーブントースターで軽く温めたり、冷蔵庫で冷やしたりと、食べ方はお好みで。
クリームパン以外にもお楽しみがいっぱい
パンやスイーツと一緒に注文したいのが、カプチーノ。日本でもまだ珍しいラテアートプリンターで、画像を精密に転写。スマホの画像や、お気に入りの絵や写真でもOK。
スタッフさんが専用カメラでその場で記念撮影したものもラテアートになるので、友達同士やカップルで違う絵柄を注文してみるのもいいですね。
定番のパンやスイーツのほかに、毎月、新作が発表されるのも行くたびのお楽しみ。季節限定の渋皮マロンデニッシュは、サクサク食感のデニッシュに渋皮マロンクリームとバニラクリーム、更に渋皮マロンがゴロンとぜいたくにトッピング。
バスケットには焼き立てパンが、ショーケースには、まばゆいばかりのケーキ（378円〜）が、ずらりと並びます。ほかにもフランスの伝統菓子やフレッシュな果物を使ったジャムなど、おみやげに喜ばれるものも充実しています。
リゾートホテルだからいつでもバカンス気分
ホテルの敷地内は外の喧騒を全く感じさせない、穏やかな空気が流れています。気候のいいときは、断然テラス席がオススメ。目の前に広がる芝生の向こうに停泊するヨットもリゾート気分を盛り上げてくれます。
テラス席はペットもOKですよ。
ティータイムの後は、芝生を通って、ブリッジ、プールへと優雅なお散歩タイム。カテリーナがある和歌山マリーナシティホテルは、運河を跨いで建てられた世界的にも珍しいホテル。鮮やかなイエローの壁は、SNSでも話題の場所。「映える」写真を撮る女子が多いそうです。
海がオレンジに染まる時間帯は、カフェもとってもロマンチックな雰囲気に。日暮れを目指して立ち寄ってみるのもありですね。
リゾートホテルのカフェ「カテリーナ」で、休日プチバカンスを満喫しましょう。ただし、大人気の「パン部長のしあわせクリームパン」は売切れにご注意を。
text:都志リサ（ウエストプラン）
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