「光の町」須賀川市って知ってる?ここでしか体験できないステキなこと

「光の町」須賀川市って知ってる?ここでしか体験できないステキなこと

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東京から車で約3時間。福島県須賀川市は、「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携してるって知ってましたか?おいしい農作物や伝統工芸の絵のぼりだけではなく、近年話題になっているウルトラマンゆかりの町としても知られています。ここだけのユニークな観光スポットをめぐりましょう!

summary

街のあちこちにウルトラマンが!メイン通りをおさんぽ

須賀川市は、ウルトラマンの生みの親で「特撮の神様」円谷英二監督の生まれ故郷。ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市です。市庁舎前ではウルトラの父が勇ましく迎えてくれます。街路灯はウルトラマンタロウと母をモチーフにしたもの。市庁舎6階は、ウルトラの父の目線と同じ高さで、市内を一望できるビュースポットです。

■須賀川市庁舎
みんなのスクエア(1階)、ウルトラフロア(松明の塔 6階)
住所:福島県須賀川市八幡町135
TEL:0248-75-1111(代表)
営業時間:8~21時
定休日:12月31日~1月3日
料金:無料

街中心部の松明(たいまつ)通りには、ウルトラヒーローや怪獣のモニュメントが点在。特にカネゴンとピグモンはベンチに座っていて、人気のフォトスポットです。ほかにも街路灯やタペストリーなど、ウルトラ尽くし。夜はモニュメントがライトアップされ、街路灯が点灯します。昼はもちろん、夜のそぞろ歩きも一興です。

仮想都市「すかがわ市M78光の町」では住民登録ができます。2018年現在約1万5000人が登録。登録は無料で、住民票の発行は300円。須賀川市の観光名所などと、ウルトラヒーローや怪獣を組み合わせた14種類のデザインから選べます。町長はウルトラの父、本籍は「大切な人の心の中」って、純真な少年の心みたい!? 発行場所は以下2カ所です。

■須賀川市観光交流課
住所:福島県須賀川市八幡町135
営業時間:8時30分~17時15分
定休日:土・日曜、祝日、年末年始

■須賀川市コミュニティプラザ(JR須賀川駅舎内)
住所:福島県須賀川市中山63-1
営業時間:8時30分~17時15分
定休日:年末年始

伝統工芸「絵のぼり」絵付けでトートバッグ作り

光の国から江戸時代へ!伝統工芸「須賀川絵のぼり」の絵付け体験も須賀川市ならでは。「吉野屋」6代目の大野青峯(修司)さんが自ら、絵付けの手ほどきをしてくれます。絵のぼりは、中国の魔除けの神様・鍾馗(しょうき)様を和紙や布地に描き、端午の節句に庭先に立てたのが始まりだそう。迫力ある図柄や手描きの力強い線、華やかな色彩など、江戸絵師文化を今に伝えています。

今回は、ウルトラマンと鍾馗様がコラボしたオリジナルデザイン6種類から好きな絵柄を選択。トートバッグに型紙を置き、顔料を刷り込みます。これがなかなか難しい!どうしてもつけ過ぎて、にじんでしまいます。修正液があればいいのに…。型紙を外し、細い筆で線をつなげ、にじんだ線を独自の形に(ごまか)していきます。

サインして乾かせば完成!同じ型紙なのに、つくった人によりいろいろな表情になりました。青峯さんは「お上手ですよ!」とめいっぱい褒めてくれます。子どもから大人まで「楽しかった!」と声が出る、30分ほどの体験です。

のんびり季節を感じながらお抹茶体験

「須賀川牡丹園」は須賀川市を代表する観光地の一つ。290種類7000株の牡丹が咲き誇るほか、四季折々にさまざまな花が楽しめ、秋は紅葉の名所として有名です。広大な園内にある茶室「花神亭」では、お抹茶をいただけます。(要予約)

梅やカエデなど、季節が織り込まれた上生菓子と共に、一人一人違う器で運ばれてくるお抹茶。大きな窓の向こう一面に、美しい庭が広がります。季節を愛で、お茶を一服。心がゆるむ、ほっこりタイムを満喫しませんか。(要予約)

牡丹園は通年で開園しており、牡丹の季節以外は入園無料。桜やチューリップ、藤、紅葉など、季節ごとに美しい景色に包まれます。11月第3土曜に行われる牡丹供養「牡丹焚火」は厳かで神秘的。「大正紅」「時雨雲」など、名前もきれいな寒牡丹たちは11月〜1月頃に咲いて、いまが見ごろ。寒さに耐え、けなげに花開く姿は必見です!

銀河のほとりでランチ&青空マルシェでおみやげ

「銀河のほとり」は、穀物菜食レストランの名前です。店主の有馬克子さんのツヤツヤピカピカのお肌を見れば、「体にいいもの」と納得できます。人気は「穀物菜食盛合せ定食」(1080円)。車麩のフライや大豆のハンバーグ、サラダは種類豊富な野菜に自家製ドレッシング、自家製味噌の味噌汁と、体に染み渡るおいしさがてんこ盛りです。

「銀河のほとり」の敷地内で行われる月イチの「ほとりのマルシェ」も話題です。素材にこだわったパン屋さん「Banyan Bakery」や平飼いの鶏の卵を扱う「アニマルフォレスト うつしの森」など、オーガニック系の出店が中心。福島産の農産物や植物、手作り品などの販売から、カフェや弾き語りなど、ほんわかした和みの時間が流れます。

桃やかぼちゃなど、福島産の農産物を使った加工品もあり。別腹上等のおいしさです。敷地内のレンタルスペース「百笑蔵」で、リラクゼーションやワークショップなども行われます。

歴史とロマンあふれる須賀川市は、まだまだ隠れた魅力が眠っています。ユニークな体験に夢中になり、ウルトラヒーローのモニュメントと同じポーズで撮影すれば、笑顔が弾けます。純真な子供心を満たす光の町・須賀川を、シュワッチ!と旅してみませんか。


text:角田真弓
photo:keica

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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