柿の葉寿司と相性ぴったり。限定味も注目の、奈良のできたてクラフトビール

柿の葉寿司と相性ぴったり。限定味も注目の、奈良のできたてクラフトビール

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奈良の旧市街・ならまちを歩いていると、細い路地の一角にひっそりと現れるモダンな町家建築。格子の隙間から中をのぞいてみると、楽しそうにビールを飲む人たちの姿が。ここは新鮮な「ならビール」が味わえる「なら麦酒ならまち醸造所」。さっそくお邪魔してみましょう。

Summary

醸造所に併設するタップルームで新鮮な「ならビール」を

2017年3月30日にオープンした「なら麦酒ならまち醸造所」。奈良県内で2番目、奈良市内では初となるクラフトビールの醸造所です。町家風の建物の1階は格子で囲まれており、よく見て歩かないと気づかずに通り過ぎてしまうかも。

格子の切れ目から醸造所に併設されたタップルームへ。白い壁と木製のインテリアが落ち着く空間に、テーブルが6席、カウンターが14席ほど用意されています。

テーブル席の横には醸造樽が並んでおり、目の前で醸造の様子を見ることも可能です。「奈良のおいしい水で作ったビールを新鮮な状態で提供したかった」と代表の青山さん。ビールの醸造はすべて青山さんが行っているそう。

それではさっそく、できたての「ならビール」をいただきましょう。

まずは定番3種を飲み比べ!限定ビールも見逃せない

右から ならまちエール、白-HAKU-、玄-KURO- 各Mサイズ960円
右から ならまちエール、白-HAKU-、玄-KURO- 各Mサイズ960円

こちらが定番の3種。ならまちで最初に誕生した「ならまちエール」には、奈良県産のほうじ茶を使用しているそうで、ほのかにほうじ茶の風味が楽しめます。

小麦と麦芽本来の風味が際立つ「白-HAKU-」は、すっきりとした飲み口で女性にも人気。対照的に、芳醇な香りとビターな味わいの「玄-KURO-」は、カカオの風味とロースト麦芽の苦味が特徴です。

奥春日オールドブラウン Mサイズ960円 ※現在売り切れ中(12月上旬に再登場予定)
奥春日オールドブラウン Mサイズ960円 ※現在売り切れ中(12月上旬に再登場予定)

定番3種に期間限定のビールを加えて、メニューは常時5~7種類ほど。それぞれSサイズ640円、Mサイズ960円から選べます。春のイチゴ、夏の甘夏など季節のフルーツを使ったビールも人気です。

秋冬のおすすめは「奥春日オールドブラウン」。褐色~黒色のさまざまな麦芽をブレンドし、スコッチを思わせるまったりと深い味わいに仕上がっています。

奈良名物やビールを使ったフードも充実!

柿の葉寿司880円
柿の葉寿司880円

ビールに合うフードも充実しています。奈良名物の柿の葉寿司は、江戸時代末期創業の「総本家平宗」のもの。お寿司といえば日本酒のイメージですが、ビールの苦みとお寿司の酸味もよく合います!

そのほか「ならビール」で煮込んだ手羽元のビール煮込み(680円)や、「玄-KURO-」と相性抜群のアイスクリーム(220円)などもおすすめです。

ならまちという落ち着いた場所で、昼間から新鮮なビールを味わう贅沢!慌ただしく観光名所を回るのに疲れたら、「なら麦酒ならまち醸造所」でゆったりとした大人の奈良時間を楽しんでみるのはいかがですか?

Text:堀家千晶(TRYOUT)
Photo:佐伯亜由美

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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