夜の小学校跡地で乾杯!?ドキドキの泡バー体験してみない?
福岡、いや、全国に個性的なバーは数あれど、“小学校の跡地”で“シュワシュワなお酒”が飲めるバーはおそらくここだけ。ノスタルジックな小学校跡地に、夜な夜な灯るネオンサイン。妖しい光に誘われて夜の校舎へ忍び込めば、ドキドキワクワクのバータイムがスタート。泡のお酒を集めたとびきりの一軒「awabar fukuoka(アワバーフクオカ)」をご紹介します。
舞台は、140年以上もの歴史を誇る「旧大名小学校」
児童数の減少により、2014年に惜しまれつつ閉校となった「大名小学校」。現在は、その旧校舎を利用した官民共働型のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」として、新たな時を刻んでいます。
施設内には、コワーキングスペースや「ハニー珈琲」などのカフェを完備。1階には福岡市と「TSUTAYA」がタッグを組んで立ち上げた「福岡市スタートアップカフェ」もあり、起業家やフリーランスが集う交流の場となっています。
旧校舎をそのまま利用した館内はなんともノスタルジックな雰囲気。木の扉や窓枠、長い廊下…、次々と懐かしい記憶がよみがえり、まるで幼い頃にタイムスリップしたかのよう。
夜の帳が下りると、ネオン輝くバーに変身!?
さて、そんな懐かしい雰囲気漂う旧校舎ですが、夜になると雰囲気は一変。18時を過ぎ、暗闇に包まれた旧校舎の壁に、瞬くネオンサインが浮かび上がりました。
「Fukuoka Growth Next」の正面玄関から向かって右手側。小さな入口より足を踏み入れると、今回のお目当てである「awabar fukuoka」を発見! 教室の窓からは賑やかな声と光がこぼれています。
「夜の学校って、ちょっとコワイ!?」なんてドキドキも、醍醐味の一つ。もっとも、店内の盛り上がりを見れば怖さはあっという間に吹き飛んでしまいますが♪
店内はオールスタンディングで、女性1人でも立ち寄りやすいカジュアルな雰囲気。また、1人で訪れてもあっという間にお隣と打ち解けて、気づけばグループになっている…なんてこともよくあるそう。
シュワシュワと甘美な泡のお酒を飲み比べ♪
店名の通り、こちらは泡のお酒を看板にしたバー。15種以上ものグラススパークリングワインを筆頭に、クラフトビール、ハイボール、カクテル、ボトルシャンパンなど、あらゆる“泡モノ”が一堂にそろいます。
会計はすべて、1杯、1品ごとに支払うキャッシュオンスタイル。グラススパークリングワインは、1杯800円~、1本5000円で楽しめます。18~19時はハッピーアワーとなり、スパークリングが1杯500円となる嬉しいサービスも!
おかわりOKのミックスナッツ(400円)や、生ハム(400円)、オイルサーディン(800円)などの軽いおつまみをお供に乾杯!料理は置いていませんが、200円を支払えばフードの持ち込みも可能ですよ。
お酒も、オシャレなフォトスポットも満載!
店内には、アーティストが手がけたイラストレーション作品なども飾られており、あれこれ撮影する楽しみも。福岡市の郷土芸能、博多仁和加の「にわか面」のフォトプロップスまでありました♪
クールなメガネ男子と、北海道・おたるの「ナイヤガラスパークリング」をパシャり。国産ブドウ100%を使った甘くフルーティな味わいは、女性に1番人気だそう。
サーバーから注ぎたてを提供する本日のクラフトビール(スモール300円、レギュラー700円)もハズせない一杯。4種の銘柄をそろえ、ラインナップは季節などにより変化します。
「よなよなエール」や「ヒメホワイト」など、華やかさやフルーティさのあるクラフトビールは、ビールが苦手という女性にもオススメ。飲み比べ4種セット(1000円)も好評です。
こちらは“クリエイティブとテクノロジーの祭典”である「明星和楽」というイベントのオリジナルカクテル。それぞれ異なる果物リキュールがベースで、味わいもさまざまです。
赤は「明 −Bright−」、黄色は「星 −Star−」、青は「和 −Japanese−」、白は「楽 −Music−」をイメージしてあり、カラフルなビジュアルもかわいい!
起業家やクリエイターをはじめ、年齢性別問わず、多国籍、異業種の人々が集う店内は、今夜も大にぎわい。泡のお酒をあれこれ味わうもよし、交流を楽しむもよし。この不思議な空間で、ぜひグラスを傾けてみませんか?
text&photo: 森 絵里花
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