著名人も夢中!錦糸町名物、愛くるしいおとぼけたぬきの人形焼
手土産って、相手やシーンに合わせて何を選ぶべきか迷っちゃいますよね。だからこそ、どんな時にも重宝する鉄板土産を1つは知っておきたいところ。そこでオススメなのが、錦糸町にある「山田家」のキュートなたぬきの人形焼!おいしさ、ビジュアルともに老若男女にヒットすること間違いなしです。
創業67年、老舗卵問屋が作るこだわりの人形焼
おちょぼ口にぽっこりお腹。もらったら思わずにんまりしてしまう愛くるしいたぬきの人形焼は、錦糸町に店を構える「山田家」の銘菓です。
そんな「山田家 本店」は、錦糸町駅から徒歩3分ほどの場所にあります。元々は卵などの食材の卸業がメインでしたが、良質な材料を生かして人形焼づくりをスタート。それから70年近く経ち、今では“山田家の人形焼は錦糸町の名物”として地元でも愛されています。
ぽっこりお腹にあんこがぎっしり!おいしさの秘訣は素材にあり
何度見ても愛らしい、このゆるやかなボディライン。なんともフォトジェニックでインスタ映え必至。1個から購入が可能で、お値段はなんと108円!お手ごろ価格で提供できるのは、材料の卸業者だからこそ。手土産にはもちろんのこと、手軽なおやつとしても人気です。
割ってみると、中にはあんこがぎっしり!ぽっこりお腹の正体は、あんこでした…!
卵かけごはん専用と言われるこだわりの卵「奥久慈卵」で作られた生地はふわっと口溶けがよく、優しい甘さの中にほんのりはちみつのコクが感じられます。また、北海道産の小豆とざらめ、そしてマイナスイオン水を使用した薄紫色のあんこは、みずみずしくサラッとした食感ですっきりとした甘さ。上品な味わいで、何個でも食べられそう!
実はこのたぬき、購入後にこっそり化けるんです。購入初日は生地がふっくらしていますが、1〜2日後にはあんこの水分が生地に馴染んでしっとりとしたおいしさを楽しめるんだとか。
人気作家がご贔屓にする…という話題性もばっちり!
小箱にたぬき達がギュッと入った「たぬきセット」もたまらないかわいさ…!上品な味わいの人形焼なので、目上の方への手土産にも最適です。「たぬきの人形焼なんて初めてみた!」と、場が和やかになること間違いなし。
12個入りのミニセットもあるので、ちょっとした差し入れにも活躍しそうです。
手土産を渡す時に話題にしたいのが、さまざまなテレビ番組でも活躍される料理研究家の服部幸應さんや直木賞作家の宮部みゆきさんもご贔屓にしている店だということ。なんと、宮部さんの小説『所深川ふしぎ草紙』は、この「山田家」の人形焼をきっかけに生まれたのだそうです!
「山田家」の人形焼は錦糸町に古くから伝わる本所七不思議をもとに作られていて、たぬきをはじめ、太鼓やもみじなどさまざまな型がありました。その小話がプリントされている包装紙を見て、宮部さんが作品を書かれたのだとか!
愛くるしいビジュアル、素材へのこだわり、著名人も支持する味。この3拍子が揃えば、どこに持っていっても話題になって喜んでもらえるはず。まずは1度食べてみて、そのおいしさを体感してくださいね!
Text:竹林佑子(エフェクト)
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