ビール好き女子の行きつけ発見!バリスタが選ぶ本格クラフトビールで乾杯
こだわりの原料や製法で醸造されるクラフトビールが、最近人気を集めています。名古屋の観光名所・大須からほど近い場所にあるコーヒー&ビアスタンド「TRUNK COFFEE & CRAFT BEER(トランクコーヒー&クラフトビア)」では、国内外のクラフトビールを常時7種類もラインナップ。色も味もさまざまな個性豊かなクラフトビールを飲み比べてみませんか?
名古屋で話題のコーヒースタンド、2号店はビールが主役⁉︎
「TRUNK COFFEE & CRAFT BEER」は、名古屋市東区にあるコーヒーショップ「TRUNK COFFEE」が手がけています。「TRUNK COFFEE」は世界で生産されるコーヒー豆のわずか5%にあたるという、最上級の豆を使ったスペシャルティコーヒーが自慢。ブレンドはせず、シングルオリジンで産地や焙煎による香りや味の違いを楽しむことができます。
この2号店では、そんなスペシャルティコーヒーに加えて、新たにクラフトビールの取り扱いも始めました。実はオーナーである鈴木さんと田中さんは、大のクラフトビール好き。「コーヒー好きな人がビールに、ビール好きな人がコーヒーに興味を持ってもらえる場所を作りたい」と、2号店はコーヒーとクラフトビールという2つの主役を置くことにしたのだといいます。
店舗は昭和30年代に建てられたビルを1棟丸ごと改装。「TRUNK」のネオンが光る外観が印象的です。1階はドリンクカウンター、2・3階はイートインスペースになっています。2階は80年代のディスコ風、3階は北欧家具が並ぶおしゃれなカフェスペースと、フロアによって雰囲気が変わるのも楽しいですね。
全7種!樽生のクラフトビールを飲み比べ
クラフトビールはコーヒー豆と同じように、生産者の顔が見える商品を仕入れています。「味わいだけでなく、ビールができるまでのストーリーや作り手の想いを伝えることも大切だと考えています」と、オーナーの2人は声を揃えます。
長野・志賀高原ビール、富山・城端麦酒などの国産から、デンマークやノルウェーといった海外のクラフトビールまで常時7種類をラインナップ。
写真はベーシックな「IPA」と、フルーティな風味が女性に人気の「PALEALE」(各 240ml 700円・480ml 1100円)。どちらも志賀高原ビールの人気メニューです。
飲み比べしたい方には、7種類から、3つのフレーバーが選べる「3種類テイスティングセット」(1000円)がおすすめ。
クラフトビールはすべて、樽が空になり次第終了。新たなビールと入れ替わります。その日のラインナップはSNSで告知しているので、お目当のビールがある方は来店前にチェックしてくださいね。
公邸料理人・吉川シェフ考案のグルメをアテに
ガレットやパテ、ドライフルーツ、ナッツなど、ビールのアテになるメニューも用意。なかでも、写真の「ポークパテ」(780円)と「そば粉のガレット」(550円)は、かつてフランスの3つ星レストランで腕を振るい、大使館などで腕を振るう公邸料理人の一人でもある吉川成輝シェフがプロデュースしています。
パテは塩やマスタード、ピクルスと一緒に食べてもおいしいですよ。
「そば粉のガレット」は豆カレー、ギリシャ風野菜のマリネの2種類をラインナップ。写真のギリシャ風野菜のマリネは、県内産の有機野菜や旬の野菜を中心に使用しています。ほどよい酸味と野菜の甘みのバランスが絶妙で、ビールが進むこと請け合いです。
まるでビール!泡立つアイスコーヒーも必見
ガレットやナッツはビールだけでなく、「TRUNK COFFEE」のスペシャルティコーヒーともよく合います。ケニア産やエチオピア産など、常時7種の豆が選べるほか、エスプレッソやラテといったメニューも。
注目は「NITRO COLD BREW(ナイトロ コールド ブリュー)」(650円)。ビールサーバーから注ぐ日替わりのアイスコーヒーで、窒素ガスを含ませているため、ビールのように泡立つのです。
ひと口含むと、口当たりなめらかな泡とともに、コーヒーの香りや苦味が広がる不思議な感覚を味わうことができます。プラス200円でバーボンやラム酒を混ぜたアルコール入りのコールドブリューに変更することもできますよ。
色、香り、味わい、口当たり…。実は楽しみ方がよく似たクラフトビールとスペシャルティコーヒー。どちらか一方ではなく、両方の魅力をこの店で体感してみませんか。
■TRUNK COFFEE & CRAFT BEER
住所:愛知県名古屋市中区上前津1-3-14
TEL:052-325-7662
営業時間:11〜23時(LO22時30分)
定休日:無休
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。