編み物初心者さんも安心。京都の毛糸専門店で手編みワークショップ
これから訪れる寒い冬に向けて、“編み物”でハンドメイド体験してみるのはいかがでしょうか?京都にある、築80年の町家を改装した毛糸専門店「イトコバコ」は、かわいいキットとワークショップで、初心者さんの編み物デビューを応援してくれます。
Summary
築80年の町家に、かわいい毛糸や手芸用品がいっぱい!
二条城の北西、千本丸太町バス停から2分ほど歩いた住宅街にある一軒家が、毛糸の専門店&編み物のワークショップを開催する「イトコバコ」です。
靴を脱いで家の中へ。並べてあるニットスリッパもすべて手編み。のちほどご紹介しますが、このスリッパもすべて、編み図と毛糸がセットになったキットがあります。入る前からすでにワクワク!
まるで時間が止まったかのような、築80年の京町家の店内。
壁一面の棚にびっしりと、さまざまなカラーバリエーションの毛糸が並んでいます。
まずはここから!初心者向けキット
編み物をしたことがない人におすすめなのが、超初心者向けの「はじめての棒針編みキット」と「はじめてのかぎ針編みキット」。
このキットを買って、自分でチャレンジするのもいいですが、1~2か月に1回、「初めてのあみもの」ワークショップが開催されているので、この日を狙って行ってみましょう。ワークショップの日程は、ホームページで確認できます。
基本の編み方をマスターしたら、ルームシューズやスヌードに挑戦
基本の編み方をマスターしたら、こんな長編みのルームシューズにも挑戦できます。難しそうに見えますが、穴を開けたフェルトの底に編みつけていくので、思いのほか簡単にできるそう。
ビギナーキットが難易度レベル0だとすると、このルームシューズはレベル1。冬の足元を温めてくれるアイテムとして大活躍してくれそう。
トーンの似た3色の糸で編んで、三つ編みにしたスヌード。ひとつだけ、縄のような“ケーブル編み”が混ざっていますが、“交差編み”という編み方さえマスターしたら、さまざまなケーブル模様が編めるようになります。こちらは難易度レベル2。
この指なし手袋も、ケーブル編み。編み糸の「アメリー」はニュージーランドの指定牧羊農家が育てた高品質なファインメリノウールにアクリルのふんわり感をミックスした肌触りのよさが魅力です。
「アメリー」にはカラーバリエーションが50色もあって、どの色にするか迷いますが、指なし手袋は毛糸1玉でできるので、色違いで何個か作ってもいいかも!
こちらは夏にワークショップが行われる、傘の持ち手カバー。急な雨をしのぐために買ったビニール傘もこんなにかわいく!
目印になるのはもちろん、お手製のカバーをつけることで、傘に愛着がもてそうですね。キットは夏以外の季節でも購入できます。
ところで、編み物中級者でも「この部分をどうしたらいいかわからない」ってことありますよね?「イトコバコ」ではワークショップ以外でも、「イトコバコ」の糸を使っているものなら、月2回の「なんでも相談あみもの会」でわからないところを丁寧に教えてもらえます。
いつかはこんな作品を!夢が広がるニットの世界
店内にはかわいらしいあみぐるみや、マカロンをつなげたクッションのような大作も。いずれこんな作品も作りたい!と夢が広がります。
簡単にできる作品が揃い、どれもかわいい「イトコバコ」で、この冬こそ編み物デビューしてみませんか?
text:小西尋子
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