22時までオープン。お酒と一緒にパンを楽しむ京都のベーカリーカフェ
京都の地下鉄東西線と烏丸線が交差する烏丸御池から歩いて約5分のところに、朝から晩まで、誰と行っても、いつ訪れても魅力的なパン屋&カフェ「Annee(あね)」があります。夜遅くまで開いているので、夜カフェ使いにもぴったり。
緑と光があふれる安らぎのカフェ
オフィスが集中する四条烏丸から少しだけ外れた場所にある「アネ」は、席数16席の小さなカフェと、フランス仕込みの焼きたてパンが並ぶパン屋さん&カフェです。
店内に足を踏み入れると、磨きあげられたショーケースにはたくさんのパンが並びます。
アンティークの家具とオレンジ色の照明が居心地よい雰囲気。オープンは、少し遅めの11時から。
ランチもカフェも、お酒も楽しめるパン屋さん
ランチタイムはオープンから15時まで。ブランチにも遅めのランチにも使えます。
キッシュやスープなど4種類のランチメニューがありますが、今回ご紹介するのは、ヘルシーな「蒸し鶏と豆のサラダ」。どれを選んでも、2〜3種類の日替わりパンがおかわり自由!プラス100円でドリンク、プラス300円で本日のスープを付けることもできます。
15時を過ぎると、早めの“HAPPY HOUR!”の始まり。生ビール、グラスワイン、ハイボール、自家製サングリアが1杯390円でいただけます。
フランスでは、お昼にワイン付きの食事をするのは当たり前。お酒に合うパンやおつまみもたくさんあります!
パン2点とドリンクで30円引きのサービスもあり、お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめるのがいいですよね。
フランス仕込みのパンをイートインでもテイクアウトでも
毎日焼き上げられる個性豊かな70種類のパン。ひとつひとつ手描きされているポップを読んでいるだけで、おいしさが伝わります。
フランスのパンが多いですが、日本独特のメロンパンなどもあります。見た目は普通のメロンパンでも、ラム酒を隠し味にレモンの皮をひそませるなど、味にひとひねりあるのが「アネ」流。
オーナーでパン職人の坪倉 直人さん。フランスで修行した坪倉さんが、たくさんあるパンのなかで、とくにお気に入りなのが「クロワッサン」とクロワッサン生地を使った「パン・オ・ショコラ」。
フランス留学中、何軒ものクロワッサンを食べ歩いてお気に入りの店を見つけ、そこで修行をして技を習得したのだとか。
パイ生地の折り込みが丁寧で、食べると歯ざわりざくざく、口の中に豊かなバターの風味がふわっと広がります。
夜遅くなってくると、売り切れるものもありますが、仕事帰りにも買って帰れるようにと夜20時くらいから新たにパンを焼き始めることもあるそうです。
香ばしい香りと一緒にお持ち帰り。「アネ」のパンがあるだけで、朝の目覚めが楽しみになりますね!
Photo:中野貴裕
text:小西尋子
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