まるでカフェなおしゃれ蕎麦屋さん。おいしいそばとつまみでちょっと一杯
ヒップホップグループなどでトランペッターとして活動していたオーナー・COVOさんと、フランス好きの奥様に由来する“パリジャン”をかけ合わせた「COVOJEAN(コボジャン)」。ジャズをBGMにこだわりの手打ちそばがいただける、ちょっぴり風変わりなこのお店。丁寧に仕立てられた一品メニューとおそばで、ちょっと一杯いかがですか?
おしゃれな外観がSNSで話題
ヒップホップグループなどでトランペッターとして活動していたCOVOさんが、導かれるように手打ちそばにのめり込んだのが2016年。腕に磨きをかけ、知人のバーでケータリングを始めるやいなや、あっと言う間に評判に。仲間からの後押しもあり、ついに2017年3月、「コボジャン」オープンに至りました。
そしてなんといっても注目はこちらの外観。お蕎麦屋さんとは思えないようなおしゃれな造りで、「いわゆるそば屋という雰囲気にはしたくなかった」とCOVOさん。お店を訪れるお客さんのほとんどが、映えする外観を撮影されて行くのだとか。
表の壁の立派な書「手打ちそば と お酒と音」は、高級ブランドFENDIとのコラボをはじめ世界的に活躍する著名な書道家・万美さんが書したもの。オーナー夫妻と友人関係という縁もあり特別に依頼して書いていただいたそうで、圧倒的な存在感を放っています。
店の裏手はテラス席となっており、春から秋にかけては心地よい風を感じながら一杯飲むのも楽しそう。
こだわりの手打ちそばに舌鼓
兵庫県・猪名川町産のそば粉を使用した夜限定の十割そばは、しっかりとした歯応えと鼻から抜けるそばの香りがなんともたまりません。噛むほどにそばの風味が感じられ、あと一口、もう一口と箸がすすむおいしさ!
「外観と同じで、いわゆる“そば屋”にはしたくなかったので、ざるそばも、ざるではなくお皿で提供しています」とCOVOさんが話すとおり、器はすべて兵庫県・淡路市の「awabi ware(あわびウェア)」を使用しています。
ざるそばは、つゆに浸していただくほか、塩をひとつまみ振って食べるのもおすすめ。そば粉の香りがより濃厚に広がり、お酒のおつまみとしても最適です。
お酒がすすむ!一品料理も充実
だし巻き玉子は、お酒のアテにもおそばのおかずにもぴったりの人気一品メニュー。口に含むとだしがじゅわっと染み出して幸せ気分♪ 大根おろしとともに、さっぱりいただきましょう。
こちらはやさしい風味の蒸し鶏と、とうがらしのピリリとした辛味がほどよく絡み合う和え物。一皿一皿がほどよい量なので、ひとり飲みでもいろんなおかずが楽しめるのがうれしいところです。
店内では作家もののアクセサリーやベルギーリネンのクロスなど、こだわり雑貨の販売も。
すみずみまでセンスを感じる店内で、おそばとお酒をじっくり味わいつつ、お買い物も楽しんではいかがでしょう。
COVOJEAN
住所:大阪市北区中津1-8-13 イケデンビル1階
TEL:06-6450-8157
営業時間:12時〜14時30分(売切れ次第終了)、18時〜22時30分(22時LO)
定休日:日・月曜
text:木村桂子(ウエストプラン)
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