世界一安いグルメガイド星付き店!?香港の名店「添好運」の必食メニューを徹底調査
大人女子が集まる街として発展を続ける日比谷に、世界一安い星付き店と称される香港「添好運(ティム・ホー・ワン)」の日本店が初上陸しました!点心の皮は粉から手作りし、手間暇をかけているにも関わらず、一品380円から780円だというから驚き。連日行列を作るお店の、絶対外せない必食メニューを徹底調査してきました!
Summary
中毒者続出!名物「ベイクド チャーシューバオ」がついに日本初上陸!
「一流の味をリーズナブルに提供したい」、そんな、香港の一流ホテルで料理長を務めていたオーナーの思いから始まった「添好運」。
ここに来たら絶対に外せないのが、名物の「ベイクド チャーシューバオ」(580円)。なんと1日に2000個以上も売れる超人気商品なんです!見た目はコロンとかわいい小さなメロンパンのようですが、その味わいは中毒性が高く、これを食べるためだけに香港に行っていた人もいるんだとか…!
ほんのり甘い香りとクッキー生地の見た目は、メロンパンそのもの。ですが、サックサクの軽い生地の中から現れるのは、ごろっと大きなチャーシューと中国醤油を使ったトロトロの甘しょっぱい餡。今までに味わったことのない、醤油ベースと程よい甘みのハーモニーがクセになる味わいです。
「ベイクド チャーシューバオ」はテイクアウトも可能。このおいしさをより気軽に楽しめるのもうれしいですね。ただし1日300セット限定なので、早めのお買い上げを!
海老のゴロっと感と、ジューシーさがたまらない!「海老の蒸し餃子」
香港点心の具材は海鮮が定番。そのなかでも海老の蒸し餃子は香港点心の王様ともいえる存在なので、「添好運」でも必ず注文しましょう!こちら、「海老の蒸し餃子(ハーガオ)」(580円)は片栗粉を使った透明感のある皮が特徴。せいろを開けると、湯気とともに海老の香りが立ち上ります。
海老の色が透けるほど薄い皮がツヤツヤと輝いています。こちらは下味がしっかりついているので、そのままパクッ。すり身ではなく大ぶりのえびがたっぷり入っていて、ぷりっぷりでとってもジューシー!
口の中でとろけていく皮、しっかりとつけられた下味は海老の風味を邪魔することなく際立たせ、それでいて後味はあっさりとしています。優しい味わいに、ついついもうひとつと箸が伸びてしまいます…。
米粉のもちっとした皮に黄ニラのアクセント「海老と黄ニラのチョンファン」
最後にご紹介するのは、こちらも人気のメニュー「海老と黄ニラのチョンファン」(680円)。チョンファンとは、米粉の皮で包んだ細長い点心のことです。黄ニラのおいしそうな香りが食欲を刺激します。こちらは、店員さんが目の前でほんのり甘い醤油タレをかけてくれますよ。
米粉の皮は先ほどの餃子より食感がぷるるん、もちっ!としており、そのあとに海老と黄ニラの風味と甘めの中国醤油のタレの味わいが広がります。醤油の味が濃そうに見えますが、そこはさすがは星付き店。抜群のバランスで、互いをひきたてる味に脱帽です!
運ばれてくる料理はどれもハイクオリティで、感動のおいしさ。やはり本場香港の人気店の実力はだてじゃなかった!料理は小ぶりに見えますが、具がぎっしり詰まっているのでとってもボリューミーなんです。友人3人くらいで、何品もオーダーしてあれこれ食べるのがオススメ!世界が認めるこの味わいを、ぜひ確かめてみてくださいね!
Text:上野郁美
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