レンジで簡単!ほんのりピンクのいちご大福【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.4】
いちごの季節になると、わくわくそわそわします。野菜室の中にはもう何パックもストックがあるのに、つやつやした真っ赤ないちごを見かけると、ついつい手にとってしまったり。かわいいいちごで何を作ろうか、いちごのことばかり考える季節がやってきました。
真っ赤な断面がかわいい「紅ほっぺ」
バラエティー豊かな品種が揃う、いちご。その中でも私がお気に入りなのは、紅ほっぺという品種です。ケーキを作る時、買ってきたいちごの断面が白くて、ちょっとがっかりしたことはありませんか?
紅ほっぺは中が真っ赤で、とてもかわいいのです。濃厚な甘みと、きゅんとした酸味のバランスも二重丸。そしてお菓子作りに最適なサイズが多いことも、私がよく手に取る理由です。
【レシピ】ほんのりピンクのいちご大福
今回は、作り方のご要望もよく頂く、白あんで作るいちご大福のレシピをご紹介します。我が家の子どもたちはこのいちご大福が大好物で、この季節、よくリクエストされるおやつのひとつです。
材料/15個分 いちご…15個 白あん…300g 白玉粉…100g 水…150g 上白糖…200g 片栗粉…適量 |
①
白あんは20gずつはかり、丸めておきます。いちごはへたを落として、クッキングペーパーで切り口の水気を拭いておきます。
②
いちごを白あんで包み、ふんわりとラップをかぶせて冷蔵庫へ。「ほんのりピンク」のいちご大福にするために、いちごの3分の1程度を残して白あんで包むのがポイントです。
次は、お餅を作ります。
③
白玉粉に少しずつ水を加え、よく混ぜます。ダマが残らないよう丁寧に。よく混ざったら、白砂糖を加えさらに混ぜます。
ふんわりとラップをして、600wの電子レンジで2分加熱します。いったん取り出して、木べらや耐熱性のゴムべら等でまんべんなく混ぜます。
④
さらに2分加熱すると、お餅のかたまりができてきますので、レンジから取り出してむらなく混ぜましょう。
⑤
さらに1~2分、様子を見ながら加熱すると、お餅のできあがりです。透明感が出るまで、しっかりとへらで混ぜます。熱いので気をつけて。
⑥
片栗粉を入れたバットに、お餅を取り出します。上にも片栗粉をまぶし、長方形に伸ばします。
⑦
粗熱が取れたら、だいたい15等分に印を付けます。写真のお餅が15等分より細かく切り刻まれているのはスルーいただきたいところです…。
こんな風に等分を間違えても、リカバリーできるのがお餅のいいところ…!
⑧
②で作ったいちごあんにお餅を乗せて、手のひらの上で優しく転がします。お餅を指全体で下に送る感じです。べたべたするので、片栗粉をまぶしながら形を整えてください。
底に集まったおもちは、しっかりと綴じて。作りながら撮影していたところ、カメラが粉だらけになってしまったので、途中から息子にバトンタッチしました。
⑨
余分な片栗粉をはけで優しく払って完成です!白あんで包むときに残しておいたいちごの上部がお餅から透けて、ほんのりピンクのいちご大福に。
いちご大福は年末年始のおもてなしにぴったり
ひとつずつグラシンカップなどに乗せると、持ち運びもしやすいのでおすすめです。竹かごやお重に入れると、さらにかわいさが引き立ちます。
南天の葉を添えれば冬らしい雰囲気に。いちごの断面を見せるように切れば、紅白のおめでたい色合いなので、お正月のスイーツとしてもぴったりです。緑茶と一緒にいただきたいですね。
人が集まることが多くなる季節。おもてなしで、こんないちご大福が出てきたら、きっと喜ばれると思います。よかったらお試しくださいね。
photo:kyoko_plus
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