“俺の”がミナミに帰って来た!「俺のビストロ&Bakery 心斎橋」オープン
2018年7月27日(金)、松竹芸能「道頓堀角座」の移転に伴い、惜しまれつつも閉店した「俺のフレンチ・イタリアン 松竹芸能 角座広場」。その後、約5カ月の準備期間を経て、大阪府中央区心斎橋に「俺のビストロ&Bakery 心斎橋」が2018年12月13日(木)にオープン。東京で売れに売れている食パン専門の「俺のBakery(ベーカリー)」を併設。ますますパワーアップした“俺の”が大阪、ミナミの街に戻ってきました。
Summary
「東心斎橋・鰻谷」の新たなランドマークになりそうなオシャレな店舗
新店舗の場所は、心斎橋駅から徒歩3分、長堀橋駅から徒歩5分の好立地。交差点の角地にあり、東西の道からはベーカリーが、南北からはビストロの様子がうかがえます。
配管をわざとむき出しにした天井にイルミネーションライトが特徴的な店内。角座店とは違い、オール着席スタイルの店舗になっています。ソファ席も椅子もクッション性がよく座り心地抜群。隣の席との距離もほどよく広くとられていて、ゆったりとした食事の時間を楽しめます。
店内からオールガラス張りの厨房で働くシェフたちの姿をつぶさに見ることができるスケルトンな設計。
ドドンと1kg!柔らかさとボリュームに感動のTボーンステーキ
「俺のビストロ」の看板メニュー「Tボーンステーキ1kgNYスタイル」。アメリカ産のブラックアンガス牛を皿ごとオーブンで焼き上げるNYスタイル。ナイフを少し動かしただけですっと肉の繊維がほどける柔らかさには驚きます。
油もバターも使わず、1滴の肉汁も逃さずに焼き上げた塊肉にソースで焦がしバターの風味を加えているので、これだけの量がありながら、食感はあっさりしていて、どんどんいけます。Tボーンなので、1皿でヒレ肉とロースを両方味わえるのもお値打ち。
柔らかいロース肉のLボーンステーキには、フランスの2つ星レストランで修行した川端シェフがパリの味を再現したカフェ・ド・パリ・バターを合わせて。パプリカ、エシャロットに加えカレー粉を混ぜ込んだバターの独特の風味と香りが赤身のロース肉に新しい味わいを添えます。
カフェ使いなら必食!未体験のもちふわフレンチトースト
イタリアン・フレンチの垣根をなくし、より気軽に楽しめるカジュアルレストランを目指す「俺のビストロ&Bakery 心斎橋」は、カフェ使いにもかなりオススメ!なぜなら、コレを食べるためだけに通ってもいいと思わせてくれる「俺のフレンチトースト」があるから。
「俺のbakery」を代表する「銀座の食パン〜香〜」を分厚くカットして、表面12時間、裏面12時間の計24時間、たまご液に浸してから焼き上げたフレンチトーストは、経験したことのないもちもちふんわり食感。添えられた生クリームのさわやかさ、バニラビーンズたっぷりのアイスクリームも主役級で非の打ち所がありません。
東京で1日1000本を売り上げる「銀座の食パン〜香〜」
併設する「俺のBakery」の看板商品は、「俺のフレンチトースト」にも使われる「銀座の食パン〜香〜」。岩手県にある「なかほら牧場」の自然放牧牛の乳と、パン作りには向かないとされてきた国産小麦「キタノカオリ」の奇跡の出会いが生み出したふわふわ・もちもち食感。
シェフによると、焼いたその日ではなく、次の日に食べるのが一番おいしく、2~3日は常温でも同じ味わいでいただけるそう。それ以上、日にちが過ぎそうであれば、早めにラップをして冷凍に。「日常の中での非日常を味わって欲しい」との思いで作られた食パンは一食の価値ありです。
オープン前から予約の電話が殺到するなど行列が予想される「俺のビストロ&Bakery 心斎橋」。ただ、並んでも損のないお店であることは間違いないでしょう。
■俺のビストロ&Bakery 心斎橋
オープン日:2018年12月13日(木))
場所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1-19-11鰻谷スクエア1階
アクセス:地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅から徒歩3分
【俺のビストロ】
時間:11時30分~23時(22時LO)
電話:06-4708-5900
定休日:不定休
【俺のBakery】
時間:11〜21時
電話:06-4708-5907
定休日:不定休
Text:小西尋子