冬でも食べたい!老舗氷店プロデュースのかき氷は器もぜ~んぶ氷です
八坂神社をはじめ、見どころたっぷりの京都・祇園エリアで、最も古い氷屋さんがプロデュースする「祇園下河原page one(ページワン)」。ココでしか味わえない絶品かき氷を求めて、連日行列続きの暑い季節はもちろん、冬でも大人気のお店です。フードやお酒も充実しているので、カフェ使いからバータイムまで、思い思いの過ごし方ができるのも魅力です。
世界にたったひとつ!美しい氷の器で楽しむ絶品かき氷
創業130年目を迎える「森田氷室本店」。大切に育んできた老舗氷店の歴史に新たなページを加えようと、五代目の森田兄弟の思いによって、2011年12月に「祇園下河原 ページワン」が誕生しました。
こちらのかき氷、夏はもちろん、冬でもおいしく食べられるようシロップにもこだわっています。みずみずしい果汁と自家製白みつをブレンドして、削りたてのフワフワ氷にたっぷりとかけた人気の「生搾り」は、レモン、オレンジ(900円)、苺(950円)の3種類。フルーツのさっぱりとした甘みとほのかな酸味が絶妙で、最後のひと口までおいしく食べられます。
グレープフルーツ、ライチ、桃、パイナップルやキウイなど、季節ごとの限定アイテムも。「旬のフルーツが主役のかき氷ですね。どれも、期間は決めていないのですが」と笑う森田さん。訪れるたびにワクワクしそうですね。
京都らしさを感じさせてくれる「宇治金時」は、良質な抹茶をおしみなく使った、なんともぜいたくな一品!濃厚な抹茶の香りに癒やされ、やさしい甘さのあんことモチモチの白玉団子との相性もバッチリ。
フォトジェニックなかき氷のもうひとつの魅力が、氷の器。大きな氷を機械で切り出した後、一つひとつ手作業で形を整えます。世界にたったひとつ、手づくりの氷の器でいただくかき氷!夏はヒンヤリと涼を感じさせてくれ、冬は凛とした美しさが光ります。
あつあつのホットサンドをパクリ!コバラも大満足
かき氷のほかフードやお酒も充実しています。人気の「たまごほっとさんど」はコバラがすいた時はもちろん、バータイムのおつまみにもぜひ。玉子3個をぜいたくに使ったスクランブルエッグはフワフワ!こんがり焼き目の付いたパンに黒コショウのパンチが効いてます。
ほっこり和み空間で過ごす!思い思いのひととき
高めの天井に趣たっぷりの梁や柱。昔ながらの町家の雰囲気を生かした空間は、非日常が味わえます。奥のソファ席では、大きな窓越しのお庭を眺めながらホッとひと息。ボトルがズラリと並ぶカウンター席も、グラス片手にゆったりとした時間が流れています。
散策の帰りにかき氷でひと息ついたり、お茶やお酒を楽しんだりと、思い思いの過ごし方が似合う、和みの空間です。
季節を問わずかき氷を楽しめるのは、老舗氷店プロデュースの強み。一つとして同じもののない、美しい氷の器にもうっとりしながら過ごす至福のひととき。フードやお酒も充実していて、飲んだ後のかき氷もオツなもの。祇園散策の帰りにぜひ足をのばしてみて!
text:外園佳代子(ウエストプラン)
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