木造のレトロ保育園をリノベ。ドライブデートで行きたいナチュラルカフェ
大阪市内から車で北西へ。兵庫県・篠山市にある、レトロな木造保育園をカフェとしてリノベーションした「monoile(モノイレ)」。ぬくもりあふれる食事やおやつをいただきながら、緑豊かな自然の風景を眺めればとってもリラックスできます。初めて来たのになぜだか懐かしい、そんなほっこりカフェへ出かけてみては?
保育園の風情を残す雰囲気抜群のカフェ
もともとは木造保育園だったという建物を、家具職人であるオーナーがアトリエとして活用。家具の展示スペースの意味も込めて「monoile(モノイレ)」と名付け、オープンしました。
「こんな山奥までお客さんが来ていただけるんだろうか?って思っていたんです」と心配していたのもつかの間、今では都市部からのお客さんがひっきりなしに訪れる人気店に。
大阪市内から車で1時間30分ほどとほどよい距離感で、都市部にはないのどかな雰囲気が楽しめると評判です。
店内奥に備えられた広々としたキッズスペースには、木のおもちゃや絵本などが並んでいます。大人になっても手に取ってみたいものばかりで、なんだかワクワクしてきます。
ほっこりおいしいお食事&おやつを堪能
お食事プレートは、地元で採れる旬の野菜を中心に、お肉や乳製品などバランスよくいただけます。この日の「キッシュ&スーププレート」は、長ねぎとごぼうのすき焼き風キッシュに、大根のクリームポタージュスープ、自家製パン3種類とお野菜デリ。丁寧に手作りされたおかずは、おいしいのはもちろん心までほっこり。
焼き菓子やアイスクリーム、フルーツなどがたっぷりのった「おやつプレート」は、やさしい味わいとボリュームにも大満足。焼き菓子はタルトになったりクレームブリュレになったりと、日によってさまざまです。
お買い物やギャラリー見学も楽しめます!
カフェで使われている木製プレートをはじめ、カトラリーや鍋敷きなどあたたかみのある食器や小物は購入もできます。独自にセレクトされたおしゃれな器やキッチン小物も豊富なので、カフェタイムの合間にショッピングも楽しんで。
奥のギャラリースペースは、定期的に企画展を開催。この日は木のおもちゃと近隣の小学生が描いた絵の展示が行われていました。
里山の風景に癒やされながら、木工のあたたかみに触れて丁寧な仕立てのお食事にも舌鼓。ひと息つきたい日にぴったりの和み系カフェです。
text:木村桂子(ウエストプラン)
photo:貝原弘次
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。