食・グルメ
2019.01.13
エスプレッソ＋BBQで肉が旨くなる!?話題の「エスプレッソグリル」を体験
本場イタリアをはじめ、世界各国で親しまれるエスプレッソ。ダイニングバー「COVER.（カバー）」では、エスプレッソをBBQと組み合わせた異色の料理、「エスプレッソグリル」がいただけます。エスプレッソに漬け込んだという肉料理を初体験するべく、お腹を空かせて行ってきました！
Summary
骨付き肉をエスプレッソに漬け込む効果とは？
店の看板メニュー「エスプレッソグリル」は、「食事だけではなく、カフェのようにコーヒーも楽しめるお店にしたい」という考えから生まれたオリジナル料理です。またエスプレッソの脂肪を分解させる効果を参考に、「罪悪感なく食べられる」メニューを考案しました。
さらに「さまざまな色の食品を食べることが健康的」という韓国の食文化を参考に、グリル野菜や一品料理など、肉と一緒に楽しめるメニューも多数揃えています。
エスプレッソグリルは2種類あり、「バックリブ（ポーク）」が4～6人前目安のフルサイズで4800円、2～3人前目安のハーフで2800円、1～2人目安のクォーターで1900円。「ショートリブ（ビーフ）」が3～4人前目安で5800円。今回はバックリブの調理風景を見せていただきました。
肉の仕込みにかかる時間は、たっぷり約2日間。ハーブでマリネして1日寝かせた肉を、オーブンで2時間程度焼きます。その後、エスプレッソを入れたバーベキューソースに漬け込んで真空状態にした上、さらに寝かせて味を浸透させているのだとか。オーダーを受けたあと、ソースを塗ってオーブンで火を通し、グリルで香ばしく焼き上げます。
エスプレッソに使われている豆はブラジル・コロンビア産のもの。ドリンクメニューのエスプレッソも同じ豆を使っています。日本人の舌に合うよう、酸味の少ない豆をこだわって選んでいるのだそう。
仕上げには、さらにエスプレッソバーベキューソースを。食欲をそそる肉の香ばしい香りが店内に立ちこめます。
エスプレッソに漬け込むことで肉質がやわらかくなるため、肉は骨から簡単に外れます。見た目のインパクトに反し、肉の脂っこさやくどさはなくパクパクいけちゃう感じです。
バーベキューソースはエスプレッソに合うよう、あえて甘さを控えめにしているそう。エスプレッソはソースの味を深め、たっぷり塗ってもくどさを感じさせない効果も。コーヒー好きの方はもちろん、エスプレッソの苦味が苦手な方にもおすすめです！
味のバリエーションを豊かにするオリジナルオイルは4種類
もうひとつの特徴が、肉はもちろん、野菜につけてもおいしいオリジナルオイルです。種類はセサミソルト・エスプレッソバルサミコ・ハーブ・ザクロの4つ。植物性油を使用した無添加のもので、「身体のバランスを取る」コンセプトを元に考案されました。
グリルに組み合わせるオイルによって味わいが大きく変わるため、より一層食が進みます。特にザクロはフルーティーな甘みが特徴的でした。どのオイルもエスプレッソグリルとの相性はぴったり。自分好みのフレーバーを探してみて！
エスプレッソグリルを待つ間はバラエティ豊かな一品料理に舌鼓
肉料理と合わせてオーダーしたい野菜グリルや一品料理。旬の野菜を使った野菜グリル（780円～）は、低温調理後にグリルで焼き上げるから素材の味そのままに、香ばしくおいしく食べられます。
350～500円と手頃な値段でオーダーできる一品料理はバラエティ豊か。グリルの焼き上がりを待ちながら味わいましょう。
アルコールと合うおつまみとしては、数量限定の「アイスバイン」（2～3人前3800円）もおすすめ。豚のふくらはぎをグリルで焼いたもので、コラーゲンがたっぷり。ビールとの相性は抜群です！
エスプレッソを加えたビールにもトライ！
ビールにエスプレッソを加えたエスプレッソビール（900円）もどうぞ。エスプレッソグリルと相性の合うキレがある味を求めた結果行き着いたのが、ビールにもエスプレッソを加えることだったのだとか。
ビール自体もスッキリした後味のカールスバーグを使用。エスプレッソとの相性もぴったりです。キレのあるスッキリした後味が、エスプレッソグリルをよりおいしく際立たせてくれます。
スタイリッシュな店内で、アメリカやイタリア、韓国の食文化を融合させたオリジナル料理が楽しめる「COVER.」。
友達との食事会や、恋人・パートナーとのデートにぴったり。シェアする楽しさも味わえるお店です。
text＆photo:卯岡若菜
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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