坂の先にある至福の癒し。【カフェグラマ―きょん。の、あのカフェこの席16】
眠気まなこを何とか開きつつ、坂を登り、平坦な道を突き進み、ようやくたどり着いた朝8時半。2階にある「cafe YATT(カフェ ヤット)」さん目掛けて階段を上ると、そこに待っていたのは、眠気なんて吹き飛んでしまう眩い光景でした。
ワッと声をあげたくなる、清々しい景色。
箕面の街を見下ろすように建つ、白く清潔な外観。
扉を開き、そのまま一続きするかのように延びる白い色調の階段を上がれば、光を全面に受けて輝く空間がこんにちは。
特に営業が始まる朝8時半頃は、「早起きは三文の徳」というワードを象徴する景色&朝食と共に、贅沢な朝時間を過ごすことができます。
最高な居心地に欠かすことができない、朝メニュー&おやつサンド。
目玉焼き、トースト、ベーコンにウインナー、さらに野菜ソテーとビーンズまで。
“朝に食べたい”が凝縮された、イングリッシュ・ブレックファスト式のワンプレート。
しかもそれぞれ二つずつ添えられて、充足感もたっぷり。
何から食べ始めようか迷うところだけど、せっかくならば、お代わり自由のサービスに甘えて自家製トーストからまずはひとかじり。
おやつにはこちらがおすすめ。
ずっしり重めなイメージのフルーツサンドも、ここでは食後のおやつにぴったりなボリューム。
フルーツがパンに信頼を寄せているのだろうな、と実感できるまとまり具合で、たとえ満腹に近い状態でも完食できるほどに軽く、あっさりとしています。
しつこさを感じさせない、純生クリームも◎
各メニューに息ぴったりな、浅煎りのナチュラルブレンド。
「モーニングショットとしてもどうぞ。」のひと言通り、寝起きに飲みたいあっさり感。
しかも、モーニングセットのパートナーとしてお願いすれば、こちらもまたお代わり自由になるという寛大さ。居心地を作ってくれる上で欠かせない存在です。
座りたいあの席。
コーナーでひっそり過ごせるこの場所は、顔をそのまま上げると、窓の向こうに広がる街並みが。
ついさっき覚めたはずの眠気が、ここに座るとまた発動するものだから、いよいよ眠気との戦いがスタート。
陽が落ち始める頃、ここがどういった表情に染まるのか、考えるだけでも心が震えます。
今回、阪急箕面駅下車後、徒歩でこちらへ向かいましたが、駐車場も完備されているため、車で訪れてももちろんok。
食べ終えたらサクッと退店。というよりも、じっくりこの空間の魅力を噛み締めたいところ。
少し離れているけれど、ぼんやりと過ごしたい日はこんな場所が最適。
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