こけし&マトリョーシカの専門店「コケーシカ鎌倉」。300点以上の圧巻の品揃え!

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ロシアのマトリョーシカのルーツは、日本の伝統こけしだといわれているって知っていますか?確かに材料も形状も用途も似ているような…。でもなんで?そんな疑問を抱きつつも、なにしろかわいい子に会いたくて、こけし&マトリョーシカの専門店「コケーシカ鎌倉」に行ってきました。

Summary

こけしをお手本にしてマトリョーシカが誕生⁉

壁2面にわたってこけしとマトリョーシカがずらりと並ぶ、圧巻の光景!その数、こけし200点以上、マトリョーシカ100組以上も。オーナーは写真家・詩人であり、雑誌『こけし時代』の編集長、『マトリョーシカ大図鑑』の著者・沼田元氣さん。

ロシアで最も古いといわれるマトリョーシカのモデル
ロシアで最も古いといわれるマトリョーシカのモデル

マトリョーシカのルーツはこけしであるという説は、明治期の1890年頃、ロシア正教の神父が箱根の名産品である七福神の組子こけしをロシアに持ち帰り、マトリョーシカのお手本にしたという歴史がゆえんなのだそう。

マトリョーシカの名称は、ロシアでポピュラーな女の子の名前・マトリョーナが由来とされ、さらにロシア語で母を意味するマーチが変化したのだとか。入れ子の外側である一番大きな人形は、農民の少女でお母さんを表しているのが定番スタイルです。

クマや猫、ハリネズミといった動物をモチーフにしたものも
クマや猫、ハリネズミといった動物をモチーフにしたものも

産地系統を知れば魅力倍増。お気に入りを見つけるには?

東北の温泉郷で生まれた伝統こけしは、津軽系や鳴子系など12の産地系統があります。頭と胴体が一体になった作り付け式、頭と胴体を別々に削るはめ込み式といった制作方法や、彩色、柄、体型、表情、ヘアスタイルもさまざま。上段右から3番目の無描彩のこけしは南部系で、赤ちゃんのおしゃぶりから発展したものなんですよ。

マトリョーシカは6+αの産地系統で分類されます。たとえば、上段左側の3体は共和国系で、ウクライナやベラルーシの民族衣装を着ているのが特徴。焼ごてでラインをつけたもの、麦わら細工を張り付けたもの、物語が繊細なタッチで描かれたものなど、じっくり見れば見るほど面白い!

ぱっちりお目目、クールな三日月目、おかっぱ頭、菊や梅模様、モダンなボーダーのようなろくろ線など…、個性あふれるこけしは見ているだけで時間を忘れてしまいます。選ぶポイントはずばり、インスピレーション。目が合った子に決めましょう。

プレゼントにも最適な、遊び心あふれる「コケーシカ鎌倉」のグッズ

オリジナルデザインの人形もたくさんあります。こちらはマトリョーシカの木地にこけしの描彩を施したもので、その名も「コケーシカ」。真っ赤なツバキとリンゴ、黒髪のおかっぱ頭がとびきりかわいい!

写真右の頬紅がキュートな人形は「マトコケシ」。「コケーシカ」とは逆に、こけしの木地にマトリョーシカの描彩をしたものです。ぱっちりまつげに、おちょぼ口、頭に巻いた黄色のスカーフ、バラの絵柄の衣装も素敵!

「通信マトコケシ」(1296円)は筒の中に手紙を入れ、封筒などには入れず、下げ札に切手を貼ってそのまま投函できるもの。受け取った人はかわいらしさに思わずにっこりしちゃうはず!

鎌倉ならではの「リトルブッダ」シリーズ。1体ずつ微妙に表情が異なるので、よ~く見て選んで。写真は1個1296円で、キーホルダーとして使えます。開くとさらに小さなブッダが入った2ピースセットは1620円。

結婚祝いにぴったりの人形もあります。右に並んだ2体セットは「夫婦(めおと)リョーシカ」(2体のセットで各4644円)で、左のウエディング姿のものは起き上がり小法師のペアで「ウェディングネバリャーシカ」(9180円)。真っ赤なおくるみの赤ちゃん&ママがセットの「オトメリョーシカ」(2376円)は出産祝いに!

オリジナルデザインの包装紙や箱も用意
オリジナルデザインの包装紙や箱も用意

店舗は江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩5分、JR鎌倉駅からはゆっくり歩いて20分の場所。

お気に入りの人形を探しに、ちょっと珍しいギフトを選びに、鎌倉散策のついでに、立ち寄ってみては。

text:伊藤あゆ
photo:浦田真行

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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