猫カフェも水族館も超えた⁉ハリネズミやカピバラに会える「オービィ横浜」
MARK IS みなとみらいにある「オービィ横浜」は、大自然や動物の世界を五感で楽しむエンタテインメント屋内型パーク。2018年4月にリニューアルされ、これまでの映像体験に、動物とふれあえるエキシビション(展示)を加えてパワーアップ。いろんな動物と直接ふれあえるとあって、連日大人気なんです!
Summary
「アニマルガーデン」(15分500円、パスポート利用可)は、日常では出会えない動物が暮らす森。このエリアに一度に入場できる定員は30名なので、混雑して動物が近くで見られないという心配はなし。
キメポーズをとっているみたいなミーアキャットに遭遇。ライトの灯りで日光浴しているんだそう。限定イベントの時はふれあいもOK。
間近でフクロウやミミズクも見られます。立ち姿がキマっているユーラシアワシミミズクも、もちろん剥製じゃないんですよ。近くで観察していると目が合うことも。
オレンジのくちばしが特徴のオニオオハシは放し飼い。ほかの動物を夢中で見ていると、焼きもちを焼いて(?)真横をビュンと飛び去って驚かすといういたずらっ子。
リラックスモード全開のムツオビアルマジロ。この子もふれあいOKです。うろこ状の甲板は予想通り硬いけど、お腹や太ももはふにゃっと柔らかくてびっくり。
ブルー×イエローが鮮やかなルリコンゴウインコ。ほかに青・緑・オレンジとカラフルなハルクインコンゴウインコや、ピンク色のモモイロインコも、写真映えばっちりのカラーリング!
体長50~60cmのケヅメリクガメ。ゴツゴツとした甲板にふれてみて。おやつの野菜(200円)を差し出すと、のしのしと近づいてきます。
カピバラも至近距離でふれあいOK。つぶらな瞳、ずんぐりとした体形、意外と硬い体毛…。近くでふれあうと息遣いまで感じられます。
おやつ(200円)をあげると、鼻をひくひくさせて、夢中でむしゃむしゃ。こんなかわいい表情が目の前で見られます。
12種のにゃんこと遊べる「キャットパラダイス」
「キャットパラダイス」(15分500円、パスポート利用可)も今回のリニューアルで追加されたエキシビション。12種のにゃんこが自由気ままに過ごしています。
ソファでまったり中のにゃんこ。キャットツリーを飛び移る子、ひたすら爪とぎにいそしむ子、おやつをおねだりする子など、個性あふれる面々が揃っています。
壁に猫のシルエットをプロジェクターで映写。動く影と遊んだり、効果音に反応したりする猫もいるんです。ねこじゃらしやボール、おやつ(200円)も用意され、遊んでいると15分はあっという間。
ハリネズミなど癒しの動物たちが大集合した「アニマルスタジオ」
手の平サイズの動物たちとふれあえる「アニマルスタジオ」(20分500円、パスポート利用可)。ここでは手袋をして、ハリネズミを抱っこできるんです。手袋越しにトゲのごわごわ感や、丸まろうと動く感触が伝わってきます。
エサ(100円)を手に乗せて、ヒヨココーナーに手を差し入れると…。瞬時にピヨピヨと群がってきて、手がヒヨコで隠れるほどに。手の平にツンツンとくちばしが当たるのも気にならないくらい、必至でエサを求める姿に胸キュン!
爬虫類のなかでもペットとして人気のヒョウモントカゲモドキは、スタッフにお願いすると手に乗せることができます。つぶつぶとした背中に比べて、お腹は大福もちのように柔らかくて気持ちいい!ほかにはない感触に癒されます。
左は額から胸が桜色をしたコザクラインコ、右はチークを塗ったようなオカメインコ。指を差し出すとちょこんと乗ってくれます。
動物の姿でポーズ。映像遊びが楽しい「アニマルセルフィー」
おもしろ写真を撮りながら遊べる「アニマルセルフィー」(入館料で利用可)。画面の前に立つと、鏡に映った自分の頭から角や耳が生えて、動物を同じ模様に変身しちゃいます。
ヒョウやパンダ、シマウマ、クリオネなどさまざまなパターンを用意。入館時に渡されるリストバンドをタッチすると、撮影した写真が記憶され、フォトダイアリーで確認して購入することもできます。
水族館まである⁉満喫するならパスポートが断然お得
「インフィニットアクアリウム」(入館料で入場可)は、並んだ水槽が鏡に映り、どこまでも続くかのような幻想的な雰囲気。館内は映像系を除き、フラッシュを使用しなければ撮影OKです。
ほかにもアフリカ大陸にある高山の1日の寒暖差を体感できる「マウントケニア」(10分300円、パスポート利用可)や、幅40m×高さ8mの大スクリーンで動物の迫力映像が見られる「シアター23.4」(20~30分500円、パスポート利用可)も見どころ。
動物系のエキシビションを存分に楽しむなら、パスポートを購入するのがおすすめ。リアルな動物とデジタルの映像がコラボした「オービィ横浜」。動物園、動物カフェ、水族館にも匹敵する、いや、それ以上のスポットかも!
text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。