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2019.01.05
いつかはお手製の結婚指輪！3650円のお手頃シルバーリング作りに挑戦
一生身に着ける結婚指輪は、選び抜いて納得いくものがほしいもの。オーダーメイドできるだけでなく、自分で手作りすれば思いがこもって、一生の宝物になります。「鎌倉彫金工房（かまくらちょうきんこうぼう）」では婚約・結婚指輪がオリジナルで作れるだけでなく、普段使いにできるシルバーリングが料金3650円、所要時間2時間ほどででき、お値段的にも時間的にも超お手軽なんです。
Summary
リングを着ける指、幅、デザイン、仕上げを選ぶ
店内はあたたかみのある木材を使用したナチュラルな雰囲気。シルバーリング作りコースは10時～、14時～の1日2部の予約制。最大6組12名が一度に体験でき、お客さん1～4名に対してスタッフ1名がついて丁寧にレクチャーしてくれます。
7～8割がブライダル用や記念日用の指輪を作る人なんだとか。シルバーリングはカップルや女子同士、もちろん一人でも体験できますよ。
まずはサンプルを見ながら、デザインを決めましょう。リング幅は写真の2.5mmと1.5mmからチョイス。デザインは3種あり、写真上の平打（ひらうち）だとすっきりとシャープな印象。写真中は金づちで叩いて模様を入れる槌目（つちめ）で、オリジナル感あふれるリングに。写真下の甲丸（こうまる）は伝統的で飽きのこない人気No.1のデザインです。
仕上げも選べます。写真右は表面を磨き上げるスタンダードなクリア仕上げ、写真中は落ち着いた印象のマット、写真左は細い筋を縦方向に入れるヘアラインです。仕上げ次第で印象ががらりと変わるんです。
作業台の下の棚には、1名分ずつ使用する工具がきちんと整列。着ける指に合わせて、1～30号まであるリングゲージでサイズを測りましょう。女性同士の体験だと、ピンキーリングにする人も多いんだとか。どの指のリングでも料金は据え置きです。
作ったリングを常に身に着けるか、着けはずしをするか、指がむくみやすいかどうかなどに合わせて、プロが最適なサイズを選んでくれるので、安心。
金づちやハンマーでトンカン。徐々に形になっていく工程にわくわく
いよいよ作業工程に突入。細い棒の状態のシルバーを柔らかく加工しやすくするため、ガスバーナーで熱します。全体が白から赤に変わったらOK。
槌目を選んだ場合は、金づちでカンカンと叩きながら模様を刻印します。打つ模様は小丸や大丸、やや四角いものなど10種ほども。どれをどこに入れるか、模様の間隔、凹の深さも自分次第！
次にペンチで棒状から円形にぐぐっと成形。合わせ目にガスバーナーで熱した銀を流し込んで、接着させます。この段階ではいびつな円形でも問題なし。
芯金にリングを通し、プラスチックハンマーでゆがんだ箇所をトントンと叩くと、あっという間にきれいな円形に。木槌に持ち替えて、リングを下方向に叩き、希望のサイズの箇所まで輪の大きさを徐々に広げていきます。ひとまずリングの形はこれで完成。
数種のやすりを使い分け、ピカピカに磨いて出来上がり！
次は磨きの工程です。先の尖った金属やすりで、リング内側や角のざらつきを削り、さらに棒に巻き付きつけた目の細かい紙やすりでもごしごし。
リングの側面も紙やすりで磨きます。今回選んだのはクリア仕上げですが、マットやヘアライン仕上げの場合は、金たわしのような材質のやすりも使用します。内側をヘラという道具でなでると、輝くように光ってきました。
これで完成！2時間ほどで出来上がり、その場で持ち帰りできます。自分でデザインが決められ、作業工程も楽しくて、材料費込みで3650円はお値段以上の価値！シルバーは使い込むほどに風合いが出るから、長く愛用できそうです。
サービスでリング内側に、アルファベットや数字など20文字までの刻印をしてもらうこともできますよ。
いつかは彼と結婚指輪を作りたい。組み合わせ自在で夢が膨らむ
結婚指輪、婚約指輪の素材は、プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの4種。幅は1.5mm、2.0mm、2.5mmの3つから。デザイン3種、仕上げ3種はシルバーリングと同様です。
ダイヤなどの石入れもでき、組み合わせを考えるのも楽しそう！サプライズプロポーズのために婚約指輪を作る男性や、カップルでお互いの結婚指輪を作る方も多いのだとか。
鎌倉駅東口から徒歩8分の閑静な場所に建つ一軒家。鎌倉駅西口の御成通りにも店舗があり、同じ内容の指輪作りができます。
鎌倉デートがてらにペアリングを作っても、女友達とお揃いにしても、結婚指輪作りのお試しにもおすすめのシルバーリング制作体験、ぜひお試しあれ。
text：伊藤あゆ
photo：浦田真行
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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