暗号がないと入れない?!チョコレートショップの秘密の地下室に潜入!
京都のチョコレート専門店「カカオマーケット バイ マリベル」に秘密の地下室があるのをご存じですか? そこでは日々、天使たちがおいしいチョコレートを作るための勉強をしているそうで…?! 一体どんな場所なのか、さっそく潜入してみました!
ニューヨークに本店を持つチョコレートショップ「マリベル」。その実力はニューヨークタイムズ紙で「最もおいしいチョコレート」と称賛されたほど。そのサブブランドとしてオープンした「カカオマーケット バイ マリベル」は、2013年のオープン以来、チョコレート好きの人々で連日賑わっています。
まるで「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んだようなレトロ&アンティークな建物にさっそく入ってみると…。
ショーケースにはさまざまなチョコレートやベイクドスイーツがズラリ! ドライフルーツをチョコレートでディップした「フルーツディップ」や、大胆にハンマーで砕いた「バークチョコレート」などは量り売りも可能で、カジュアルに楽しめるアイテムが揃っています。
店内中央にあるのは人気の「チョコレートボール」を量り売りするためのディスペンサー。アーモンドやマカダミアナッツ入りチョコや、ラズベリーやミントなどのフレーバーチョコ、色も大きさもさまざまなチョコレートボールの中から、好きな種類を好きなだけ袋や缶(+324円)に詰めることができます。
気になるチョコレートを購入したら、さっそく地下室への入り口を探してみましょう。スタッフの方に聞いてみると、暗号が書かれた紙を渡され、お店の裏にまわるよう案内されます。
いざ!秘密の地下室「エンジェルライブラリー」へ
案内された通りにお店の裏にまわると、地下に続く重厚な木製の扉が。ここで先ほどの暗号を入力します。
扉を開くと地下へ続く階段が現れました。大きな時計が時を刻む壁、洋書が積まれた本棚…。一体、この先にどんな空間が広がっているのか、期待が高まります。
ここが秘密の地下室「エンジェルライブラリー」!アンティークな本棚に囲まれたテーブルを、キャンドルやライトの光がささやかに照らしています。
図書館の自習スペースのような席もあり、一人でもゆっくりと過ごせそう。
天井や本棚、テーブルの上など至る所に天使の姿が。果たしておいしいチョコレートは完成したのでしょうか…?
ここでしか味わえない魅惑のチョコレートスイーツ
そう、秘密の地下室「エンジェルライブラリー」は、天使たちの勉強の成果を提供するカフェだったのです。マリベルのオリジナルチョコレートを使用したスイーツやドリンクが味わえます。
ホンジュラス産のカカオをたっぷり使用した「アズテック」で作る「フォンダンショコラ」。ナイフを入れると中からトロトロのフランボワーズガナッシュが!濃厚なチョコレートとフランボワーズの酸味、添えられたバニラジェラートのさっぱりとした甘みのマリアージュが絶妙です。
「エンジェルライブラリー」を訪れたなら、ぜひ飲んでみてほしいのが「ホットチョコレート」。ミルクで割ったマイルドな「アメリカン」のほか、チョコそのものの味を楽しめるお湯割りの「ヨーロピアン(810円)」、アメリカンにエスプレッソを加えた「モカチーノ(918円)」の3タイプから選べます。
さらにチョコレートも「ダークチョコレート」「スノーホワイトチョコレート」「ヘーゼルナッツミルク」など、全7種類からチョイスできるので、好みの組み合わせを探してみてください。
遊び心にあふれた「カカオマーケット バイ マリベル」の「エンジェルライブラリー」。ぜひその空間と、天使たちが作り出した魅力的なチョコレートスイーツの数々を味わいに来てください。
Text:堀家千晶(TRYOUT)
Photo:佐伯亜由美
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。