海外みたいな冬のニセコ旅行【村上萌の北海道で#週末野心3】

海外みたいな冬のニセコ旅行【村上萌の北海道で#週末野心3】

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一度は行ってみたい冬のニセコ。今やニセコバブルと言われるほど、次々と新しい建物が立って大勢の観光客で賑わっていますが、やっぱりそこには人が集まる理由がある。今年こそ、圧倒的スケールの大自然と、異国情緒溢れるカルチャーをのぞいてみては…?

Summary

まずはニセコの位置をおさらい

北海道に住んでいると「札幌と富良野と函館とニセコって1日で行ける?」なんてことを、しれっと聞かれることがあります。(これほんと)

これをビックリな例として出しているのですが、土地勘のない人からしたら、それがどういうことかも理解しがたいかもしれません…。
もし実際にやろうとするとこんな感じ。

片道だけで合計6時間半という結果。

そう、北海道は(ものすごく)広いのです。「冬のニセコに行く」「夏の富良野に行く」と決めたら、基本的にはそれをメインにするのが正解です。同時に、行きたい場所に合わせてどこの空港を使用するかを考えるのも重要なポイント。

そんな中で、冬の北海道の目的地として最高なのはやっぱりニセコ。ニセコの場合は、新千歳空港を使うのがベストです。
(ちなみに北海道は電車移動はなかなか向いていないので、レンタカーするのがベストですが、雪道の運転が不安な場合はバスなどもあるのでご安心を。)

町中に英語の看板が溢れて(これは夏もそうだけど)、スーパーの店員さんも道行く人も海外の方ばかりで、冬のニセコはまるで異国。

寄り道しながら宿へ到着

ホテルや旅館に到着する前に、近場でランチをするのは旅の定番。

ニセコには沢山美味しいお店がありますが、私はアメリカンな「カフェ&レストランJoJo‘s(ジョジョズ)」で大体ハンバーガー。
(冬の記事なのに半袖の写真でごめんなさい…。)

天候に左右されがちな冬の北海道ですが、同じ施設内にボルダリングがあるので、サクッと遊べて盛り上がります。

ボルダリングがある1Fの「NAC」では、夏はトレッキングやラフティング、冬はスキースクールやガイド付きのスキーツアーなど、季節に合わせた自然の中でのアクティビティが開催されています。

それから、ニセコで有名なのはピザ。小麦が美味しい北海道だからなのか、海外の方が多いからなのかは分かりませんが、ピザ屋さんが沢山。

有名どころは沢山ありますが、先日家族で飛び込みで入った「B.C.C WHITEROCK(ビーシーシーホワイトロック)」というお店のピザがシンプルで好きでした。窯で焼くビーフステーキも人気があります。

ランチの後、コーヒーは別の店で楽しみたい。という方は、「グラウビュンデン」というカフェがおすすめ。海外仕様なのか、これまた大きなケーキが楽しめます。

オーナーが集めている雑貨のセレクトも素敵です。

他にはないパウダースノーと温泉を満喫

ニセコに来たなら、世界中の人が求めるパウダースノーを是非。

レンタルでもちゃんと今時のものがずらりと並んでいるので、自分の板やウェアを持って行かずとも楽しめます。

ゲレンデに続いているようなホテルはすごく便利ですが、私がニセコでよく泊まるのは「ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄」という宿。

これはみんなで夜にマシュマロを焼いているところ。

滞在中のドリンクが全て宿泊費に含まれているというなんとも素敵な施設。
夕飯を食べてマシュマロを焼いた後は、バーでおしゃべり。なんてコースもさらに盛り上がります。
(寒くない時期は、足湯しながらシャンパンを飲むのも最高なのです)

(娘が小さいので、露天風呂付き客室に宿泊した際のお風呂の写真)

■ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ393
TEL:0136-59-2323
チェックイン15時/チェックアウト11時

1泊2日や日帰りで、帰る日にお風呂に入りたい場合のおすすめは「ニセコグランドホテル」。

ホテル自体は渋いのですが、何ができるってものすごい大きな露天風呂での混浴…!(もちろん湯浴みを着て入るので、プールと同じような状況です)
友達夫婦と行きましたが、普通は男湯と女湯で分かれてしまうのにみんなで入れるという非日常に心が躍りました。

■ニセコグランドホテル
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ412
TEL:0136-58-2121
チェックイン14時/チェックアウト10時

ちなみに帰りの寄り道なら、新鮮な野菜が驚くほど手頃な価格で買える「ニセコビュープラザ」もおすすめ。

観光なら野菜を持ち帰るのは大変かもしれませんが、発送もできるので安心してください。
野菜たっぷりの夕飯になるはず…!(写真は我が家の食卓です)

夜のニセコへナイトアウト

正直、まだ開拓から歴史が長くない北海道という土地では、栄えている温泉街というものが少なく、ひとつのホテルの中で遊びまでもが完結することがほとんどなのですが…、ニセコの夜はぎゅっと夜遊びスポットが集まっていて、ホテルから飛び出しても楽しいかもしれません。

英語が飛び交うスーパーマーケットを練り歩き、ビリヤードやダーツが楽しめます。

絶対にこの店!というおすすめはないので、前を歩いてみて良さそうなところがあれば飛び込むのが正解。

新千歳空港からも札幌からも約2時間程度で行ける、海外みたいなニセコの街。
是非、最高の季節を楽しんでください。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。



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