おでかけ
2018.12.29
パワースポットと絶景を巡ろう。世界遺産“弥山”でプチ登山
古くは「神の島」といわれた宮島にそびえる「弥山（みせん）」は、神秘的な空気が漂うパワースポット。標高約535mを誇り、手つかずで残る原始林は世界遺産に登録されています。そして山頂に待つ、謎の巨岩と瀬戸内海のパノラマビューが織りなす景色は感動もの！ここだけの絶景を目指してレッツゴー♪
まずは、宮島ロープウエー・紅葉谷駅から2機のロープウエーを乗り継ぎ、獅子岩駅へ。眼下に広がる原始林や瀬戸内海の美しい景色に早くもテンションアップ。
獅子岩駅を降りてすぐにあるのが、獅子岩展望台。小さな島が点々と浮かぶザ・瀬戸内の景色を堪能できます。空気が澄んでいる午前中が特にきれいでおすすめ。時間がない場合や山頂まで登ることに体力的に自信のない方は、ここまででも訪れる価値がありますよ。
目指せ弥山山頂！ハイキングコースの始まり
獅子岩展望台から山頂へ向け、いよいよハイキング開始。舗装されていない山道や石段を歩くので、歩きやすい靴で登りましょう。飲み物も忘れずに！
山道を上ったり、下ったりが続き、なかなかハードですが、緑の中を歩くのが気持ちいい～。
弘法大師修行の地に立つ・弥山本堂を参拝
獅子岩展望台から歩いて20分ほどで、弥山本堂に到着。弘法大師が修行をしたと伝わる地に立つお堂で、本尊に虚空蔵菩薩が祀られています。お堂の前にはベンチがあるので、ここで少し休憩もできます。
弥山本堂の前には霊火堂があります。堂内の「消えずの火」は、弘法大師が灯し、1200年以上燃え続けていると伝わる奇跡の炎。どこか神秘的な雰囲気を感じます。また、霊火堂は恋人の聖地としても知られ、堂内には奉納されたハートの絵馬がいっぱい。
弥山本堂から山頂までは、あと10分ほど。途中には、大きな岩がもたれるように絶妙なバランスを保つ岩のトンネル・通称“くぐり岩”が。くぐるときはドキドキ。
巨岩×絶景！オンリーワンの景色に感動
ついに弥山山頂に到着！3mを超える巨大な岩の数々は圧巻。一番大きな岩は、「神の磐座石」といわれ、神が降り立つと伝わっています。山頂にある弥山展望台に上れば、360度のさえぎるものがない瀬戸内海の大パノラマが楽しめます。時間をかけてでも登ってよかったと思える絶景が待っていますよ！
text：あすみん
photo：大島拓也／沖本 明／松本朋也
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