パリで人気のパティスリーが京都に!絶対食べたいBEST3を一挙紹介
1200以上ものパン屋さんが立ち並ぶ激戦区、フランス・パリで、オープンから約5年で人気を揺るぎないものにした「LIBERTE PATISSERIE BOULANGERIE(リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー)」。世界展開第1店舗目は日本の東京・吉祥寺、2店舗目にはパン消費量日本一の都市、京都が選ばれました。
Summary
朝はイートインもできるカフェスペース
阪急烏丸駅から東洞院通を北に歩くこと約6分。「ウィングス京都」の向かいのマンションの1階が、ブーランジェリー、パティスリー、カフェの3つを楽しめる「LIBERTE PATISSERIE BOULANGERIE(リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー)京都店」です。
入ってすぐのショーケースにはケーキが、奥まで続く大理石のカウンターには焼きたてパンが並び、左手には職人さんたちがパン作りをする様子を覗き見ることができます。
オープンは朝9時から。ランチが始まる12時までの時間は、購入したパンやケーキをイートインできます。(11時までのオーダーが必要なので気をつけて!)
ソファ席からハイスツールのカウンターまで、思い思いの場所でモーニングやブランチを楽しむことができます。
理由に納得!ブーランジェリーのおすすめパンBEST3
ずらりと並んだパン!どのパンも美しくておいしそうなオーラを纏っていて、どれを選べばよいか迷ってしまいます。そこで、お店のことをよく知るスタッフさんにオススメをお伺いしました!
まず、ダントツの第1位は「クロワッサン」(320円)。販売数はもちろん、リピート率でも1位だそう。クロワッサンの表面生地のパリパリ感、中のふんわりしっとりした食感、口の中に広がる風味など、味を決めるのはクリーミーなフランス産のバター。
乳牛の飼育方法や与える飼料など、伝統の手法や地域特性が反映されたものだけに付けられる「AOPマーク」が付いた、信頼できるバターを使用。上質な味わいは、食べ比べると違いがよくわかります。
第2位は「バケット」。こちらの特徴は、なんといってもフランス産と北海道産の小麦を独自配合でブレンドした小麦粉。それをフランス式にルヴァン(自然界に存在する野生酵母を培養した発酵種)で、じっくりと長い時間見守りながら低温発酵させ、風味豊かなバケットを作り出しています。
ボリュームがあり、長さおよそ55㎝。カットのサービスもあります。
第3位は、スタッフさんの間で密かに人気の「トラディション ショコラ」。フランスの老舗高級チョコメーカー、ヴァローナ社の高品質のプードルココアをバケットと同じ生地に練り込んだ、力強い味わいです。
カカオの生地自体にはほとんど甘さはなく、ところどころに顔を出す黒と白のチョコチップが甘みのアクセントになる大人の菓子パンです。
迷ったらコレ!パティスリーのおすすめケーキBEST3
ケーキの第1位はやはりこちら、京都限定の「ラ・グラース」。サクッ、ホロッとした食感の、フランス産発酵バターをたっぷり使ったタルト生地に、キャラメルとラム酒が効いたクリームと丹波栗の粒を敷き詰め、上にはホイップ状のメレンゲとマロンクリームが交互に乗せられたフォトジェニックな1品。
第2位は、女性支持が圧倒的な「タルト タタン」。スライスしたりんごを層のように重ねたキャメル色の可愛い見た目、旬のりんごを丸ごと1個使った贅沢感が人気です。
第3位は、本場パリでも大人気の「シュー ヴァニーユ」。崩れにくい形状とお手頃な価格からおみやげにも大人気。さくっとしたシュー生地の中のクリームは濃厚なカスタード。マダガスカル産地のバニラビーンズとマスカルポーネがしっかり入っていて、さっぱりした後味が特徴です。
パンお代わり自由!品切れ続出の人気No. 1ランチ
12時からはランチタイム。野菜、魚、肉をメインにした3種類のプレートから選べます。どれを選んでも、日替わりの焼きたてパン3種類が食べ放題。パンをたくさん食べたいなら、野菜を中心にした3種のデリプレートがオススメ。人気のため、遅くに行くと売り切れていることも。
口福のおすそわけ!日持ちする焼き菓子を手土産に
パンやケーキ、カフェのほか、焼き菓子の販売もあります。「サブレ」や「スペキュロス」などの1000円前後のギフトや、「フィナンシェ」などの100円台のプチ菓子、箱入りの焼き菓子ギフトなども3000円前後であるので、気の利いたおみやげを買える場所としても覚えておきたいですね。
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Photo:中野貴裕
text:小西尋子