おでかけ 2019.01.10

月替わりのカラフル御朱印GET！誕生月に訪れたいうさぎあふれる「三輪神社」

おでかけ寺社神社御朱印御朱印帳お守り・おみくじ

名古屋の人気観光地・大須。食べ歩きや古着、サブカルチャーなどで注目されがちですが、近ごろは御朱印を目当てに訪れる女性が増えているんです。その御朱印を授与しているのが、大須商店街の路地にたたずむ「三輪神社」。女性宮司さんがデザインされたカラフルな御朱印が、超絶かわいいんです！また、三輪神社の境内にはたくさんのうさぎもいて胸キュン必須ですよ。

Summary

三ツ鳥居をくぐると運気が3倍に⁉︎
神の使い“うさぎ”が境内にいっぱい
三輪神社といえば！コレクションしたくなるカラフルな御朱印に注目
うさぎのモチーフがかわいい！御朱印帳&おみくじも

三ツ鳥居をくぐると運気が3倍に⁉︎

「三輪神社」は、元亀元年（1570）に小林城（現在の名古屋パルコ付近）の城主・牧若狭守長清（まきわかさのかみながきよ）が、故郷・奈良の三輪山に鎮まる大物主神（大黒主神）を祀ったことが始まりとされています。

大きな鳥居の左右に小さな鳥居がくっついた三ツ鳥居は、全国的にも珍しいそう。3つの鳥居を八の字にくぐると3倍のご利益があるともいわれています。

寛文8年（1668）には、尾張徳川家の通し矢の修練場が境内に造られました。これをきっかけに、神社のある界隈は“矢場町”と呼ばれるように。この地名は現在でも地下鉄の駅名や交差点名に採用されています。境内には今も矢場跡があったことを表す石碑がありますよ。

本堂と矢場跡の間に立つ樹齢450年クスノキはご神木です。御祭神の大物主神は縁結びの神様としても知られているので、木に手を当てて祈りを捧げれば良縁が期待できるとか。社務所で授与している赤い糸（100円）を結ぶと、より深いご縁が頂けるといいます。

神の使い“うさぎ”が境内にいっぱい

大物主神の化身はうさぎだそうです。ピョンピョンと跳ねることから、うさぎは昔から縁起のいい動物だと言い伝えられてきました。本堂の前にあるうさぎの石造は「幸せのうさぎ」と呼ばれ、なでると幸福が訪れるのだそうです。

うさぎは石造だけじゃありません。大小さまざまなうさぎの置物が、灯篭の中やご神木の根元など、境内のいたるところに隠れています。しかも、場所は不定期で変わります。どこにいるか、境内のあちこちを探してみてくださいね。

三輪神社といえば！コレクションしたくなるカラフルな御朱印に注目

最近クチコミやSNSで話題になっているのが、カラフルでかわいい「御朱印」です。もともとは寺社名を記したシンプルな御朱印だけでしたが、女性宮司の平尾さんが、手作りの消しゴムはんこを押した御朱印を始めたところ大好評に。

「お参りにくる楽しみが増えたらいいな」と、2017年の冬頃からバリエーションを増やし、今では季節や月ごとに替わる限定の御朱印など、常時5～6種類を揃えています。

写真は月替わりの御朱印（2018年12月バージョン）。冬至にちなんで、ゆず湯に浸かるうさぎが消しゴムはんこで捺印されています。御朱印は片面300円。月替わりの御朱印のみ見開き600円のデザインもありますよ。

御朱印は描き置きを一切していないため、1体につき15～20分の待ち時間が発生します。週末は200人以上が御朱印を求めて訪れることもあるため、番号札と引き換えに御朱印帳を預けて描いてもらいます。待ち時間は大須で食べ歩きやショッピングを楽しんで♪御朱印帳は当日の17時までに引き取りに行けばOKです。

御朱印は社務所に貼り出された“本日の御朱印”の中から選びますが、実はその中にないシークレットデザインがあるんです。それは、誕生月の人だけが頂けるバースデイ限定デザイン。誕生月である証明を持参・申告すると、バースデイソングを歌いながら、誕生月限定デザインの御朱印を描いてもらえます。しかも、「三輪神社」の御朱印帳を使っている人は、誕生月限定デザインの御朱印が無料プレゼントに（他寺社の御朱印帳の場合は300円）。

女性宮司ならではの心温まるおもてなしと、カラフルでキュートな御朱印が人気の理由なのです。