ドリンク?パフェ?湘南発・カップで手軽に食べるフレンチトースト
一見パフェのようにも見えるかわいいフレンチトーストをSNSで発見!場所は湘南の「vancouvercoffee(バンクーバーコーヒー)」。バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れる自慢のコーヒーも、カフェの多い湘南エリアの中でもわざわざ訪れたい味です。
手に持って写真を撮りたい!カップ入りのフレンチトースト
藤沢本町の駅から3分ほど歩くと見えてくる、ガラス張りのお店が「バンクーバーコーヒー」です。実はシェアオフィスでもあるこちらのカフェは、一見ショールームのようなスタイリッシュな外観がひときわおしゃれな雰囲気。
今、この店で話題のメニューがこちらのフレンチトースト。コーヒーに合う軽食メニューで、テイクアウトもできる持ちやすいものを、、と試行錯誤した結果、フレンチトーストをカップに入れちゃったそう。
「せっかくならお客さまが写真にも残したいと思えるものにしたい」という思いから、フルーツをカップの外からも見えるようにトッピングしたり、上にアイスクリームを乗せたりと、見た目もかわいくなるようにこだわりが詰まっています。
バゲットは一口サイズにカットされているので、手に持って食べやすい!たっぷり染み渡ったオリジナルの卵液にも、おいしさのひみつが隠されているのだそうです。その他にも、はちみつ漬けしたレモンとバナナ、生クリーム、コーンフレークがぎっしり。
初めはホットコーヒーのカップに入れていましたが、夏にアイス用のカップに入れて提供したところ、中身が透けて見えるのがかわいくて!SNSでも話題になるほどです。見た目がかわいいのはもちろん、味もしっかりおいしいのが魅力!なかにはあまりのおいしさに、トッピングが変わるごとに食べに来る方もいらっしゃるのだとか。
豆やマシンまでこだわった自慢のコーヒー
こちらは自慢のカフェラテ(500円)。シェアオフィスをやっていた頃に、「コーヒーがきっかけで気軽に人が集まれるようなコーヒースタンドを作ろう」ということで本格的にコーヒーを始めることになったのだそうです。
コーヒーには、海外のファンも多い京都のコーヒーロースター「アラビカ」の豆を使用。ミルクとの相性を一番に考えてブレンドされているのだそう。エスプレッソの味がしっかりしているけど苦すぎない、コーヒー本来の風味が味わえます。
こだわりはコーヒーを淹れるのに欠かせないエスプレッソマシンにも…!世界中のコーヒーのプロフェッショナルたちから支持を受ける「スレイヤー」の機械を使い、一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れます。なんとこちらのマシンを使っているのは、この店が神奈川で初めてなんだとか!
北欧ノルウェーデザインで落ち着いた雰囲気の店内
店内は北欧のノルウェーデザインをイメージしたブラックと木のぬくもりを基調に、落ち着いた雰囲気となっています。
改装を経てテーブル席やカウンター席も増え、今ではテイクアウトではなく店内でカフェタイムを楽しんでいく方がほとんど。
「バンクーバーコーヒー」という店名の由来は、オーナーさんがカナダのバンクーバーが好きで、「様々な人種の人たちが自然と調和しながら気持ち良く生活しているバンクーバーのライフスタイルと、色々な人と交流できるこのお店の雰囲気が似ているから」なんだそうです。実際、店内のテーブルでは会員さんがよく打ち合わせしていて、そこから色んな出会いや仕事に繋がることもあるのだとか。
会員さんの中にはイラストレーターやカメラマン、アロマ関連のお仕事をしている方など、いろんな方がいます。店内では会員さんが作る商品を購入することもできるんです。これも、シェアオフィスとカフェが併設されている「バンクーバーコーヒー」ならではですよね。
「おいしいコーヒーと、コーヒーに合うものを提供したい」と話す内田さんからは、コーヒーに対するこだわりをとても感じました。本格的なコーヒーに、思わず写真に撮りたくなってしまうフレンチトースト…湘南の観光スポットからは少し離れた場所ですが、わざわざ立ち寄ってほしいカフェです!
text:てい えみ
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