豆にとことんこだわったきんつば『中田屋』の町家カフェ
お菓子処として知られる金沢。数ある和菓子の中でも、地元の人々が「きんつば」ならここ!と太鼓判を押すのが『中田屋』。そんな『中田屋』の「東山茶屋街店」には、ここでしか味わえないオリジナルスイーツを揃えたカフェがあるそうですよ。全国的にも有名な和菓子屋さんだけに、どんなメニューが味わえるのか気になりますね!
風情あるひがし茶屋街に溶け込む金沢町家のお店
『中田屋』は、1934年の老舗和菓子店。基本的には店頭販売のみですが、金沢屈指の観光スポット「ひがし茶屋街」にある「東山茶屋街店」では、きんつばなどの豆スイーツが味わえるカフェがあるんです。
『和味』と名付けられたカフェエリアは、築80年以上の町家を改装したお店の2階にあります。格子戸から陽の光が差し込むなか、椅子に腰掛けてゆっくりとお茶を楽しむ…。昭和初期の香りを感じる、和洋が交じり合ったレトロモダンな空間です。
カフェのスイーツはすべてここだけの限定メニュー
ここでしか食べられないカフェメニューは、どれも中田屋の名前にふさわしい本格スイーツばかり。中でも地元でとれる上質な「能登大納言小豆」を特別に使った「能登大納言きんつば(195円)」は看板商品。ほっこりした食感と、あとからじんわりくる優しい甘みが最高!
和菓子だけじゃありません!『和味』には洋菓子も揃えています。もっちり生地の「ロールケーキ(378円)」やサクッと食感の「タルト(432円)」は、能登大納言小豆の持ち味を引き立てる上品な仕立てで、コーヒーや抹茶にぴったり。金粉をあしらうなど、見た目も金沢らしくて華やかです!
抹茶も美味しいので、「上生菓子セット(746円)」とのセットもいただきました。格子の窓から茶屋街を見下ろしながら…和にとことん浸る時間も最高です。
豆の食感と甘さが絶妙なきんつばは絶対買い!
ティータイムを終えたら、1階のショップでおみやげ探し。北海道の大納言小豆を使った定番「きんつば(184円)」は、個包装でも販売されています。手のひらサイズのコンパクトさと、高級感のあるパッケージが、気軽なおみやげにぴったりですよね。
店内には『中田屋』のお菓子のほか、石川県各地から取り寄せたおすすめのおみやげも並んでいました。店内では実際にきんつばを焼いている様子も見られますよ。ひがし茶屋街を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。