食後は山中温泉の無料足湯へ!?魚介と野菜を味わう町家イタリアン

食後は山中温泉の無料足湯へ!?魚介と野菜を味わう町家イタリアン

食・グルメ 温泉 イタリアン 石川県 るるぶ&more.編集部
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日本中を旅した俳人・松尾芭蕉が、有馬や草津と並ぶ「扶桑の三名湯」と絶賛した「山中温泉」。歴史のある温泉街は和の情緒に満ちていますが、その中で“山中らしさ”にこだわったイタリアン「La Monbetta(ラ モンべッタ)」が評判です。お洒落な空間なんだけど、温泉街ならではのゆるっとした気分にぴったりの気安い雰囲気なんですよ。

Summary

昔ながらの温泉街に登場した山中イタリアン

「La Monbetta」は、2015年に山中温泉郷の街中にオープンした創作イタリアンのお店です。こちら、料理ももちろんですが、80年以上の町家に現代的なアレンジを加えたお店の造りが新鮮と評判なんです。

この建物は、築80年の町家を改装していて、現代的なデザインのそこここに町家の面影が感じられます。町家の頃から残した中庭を眺めれば、温泉宿ともちょっぴり違う、おだやかな時間を過ごせます。

橋立の魚や加賀の野菜をイタリア料理で楽しむ

「あたり前のおいしさ」、「安全なおいしさ」にこだわっていて、味付けにはイタリア産の塩漬け加工品やオリーブオイルを使うことで地元食材の持ち味を引き立てているのだそう。「甘鯛としろなのパスタ(ランチセットで2000円)」は、自家製のもちもち平打ち麺と、その食感に負けない濃厚ソースのマッチングが最高。

山中温泉のある加賀には、市場を兼ねた小さな北前船の集落「加賀橋立」があり、そこで獲れた季節の魚を使った一皿は、ディナータイムの主役。「赤ガレイとじゃがいも・プチトマトのオーブン煮(1900円)」は、ふんわりとした身の口どけと野菜のしっかり食感のギャップがたまりませんでした。

山中を満喫するなら、やっぱり最後は温泉

かつて縁側付きの大きな居間だった場所は、レストランへと生まれ変わり、今はたくさんの女性客で賑わっています。お客さんが心を癒す自慢の中庭は、そんな山中の日常を、80年変わらずに見守る癒しスポットです。

食後には、お店のすぐそばにある無料の足湯や、銭湯感覚で楽しめる総湯にも気軽に立ち寄ることができます。開湯1300年の温泉と新しい食の選択肢…山中の魅力をいろんな角度から味わってみてください。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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