おいしく食べて腸内から美人に?老舗蔵発・糀パークで食べるスペシャルランチ!
健康的にキレイになりたい女性を中心に、カラダ作りの基本として浸透してきた「腸活」。その代表選手とも言われているのが「糀」です。そんな「糀」のスペシャリストとしても有名な「ヤマト醤油味噌」では、蔵の一部を糀について学んだり、実際に食べられたりする施設「糀パーク」として一般開放しており、レストランでは「糀」づくしのスペシャルランチが食べられるとのこと。その魅力を、実際に体験してきました!
まずは「糀」についてしっかりお勉強!
明治44年創業の「ヤマト醤油味噌」は、金沢で知らない人はまずいない老舗醤油メーカー。その品質は高く、ヨーロッパの高級レストランなど世界中でこちらの商品が使われています。見た目こそ工場そのものですが、中は「糀」のテーマパークになっているんです。
まずは「糀蔵」のパネル展示やビデオで、「ヤマト醤油味噌」の歴史や、醤油・味噌の製造工程、「糀」の魅力をお勉強。毎日ガイド付きのコースツアーを行っているので、ツアーに参加すれば質問しながら「糀」のはたらきを学べます。世界からも糀を使った和食が注目されていて、海外のシェフも見学に来られるそうですよ。
「糀蔵」では、味や色、香りの体験ができます!中でも、酵素たっぷりな「糀」の美容効果を体験できる「糀手湯(ハンドバス)」が人気。実際にやってみると、手がしっとりすべすべになりました!
お待ちかね!「糀」づくしのスペシャルランチ
「ヤマト醤油味噌」の目指す食生活は「一汁一菜に一糀」。その理想のレシピを実際に味わえるのが「ひしほ蔵」の中にある「発酵美人食堂」です。「発酵食美人ランチ(1,500円)」は、1日40食限定で予約が必要なレアメニュー。老舗料亭で長く料理長を務めた加賀料理の職人が作っているそうですよ。
具だくさんのお味噌汁や季節の料理は、見た目以上のボリュームがあります。中でも「寝かせ玄米ごはん」がすごいんです。地元石川でとれた特別栽培の玄米を、小豆と海水塩をあわせて圧力鍋で炊いてから、保温状態で3~4日熟成させているそう。食べてみるともっちもちで、甘味と旨みもたっぷり!
食後のお楽しみ、デザートとドリンクにも健康へのこだわりが。大麦が原料のカステラにかかるのはチョコソース…ではなく、ショコラ味の「糀」なんですって!味は甘みをほどよく抑えた美味しいチョコソースでしたよ。
「発酵美人食堂」は、無料で作れるヤマト醤油味噌のポイントカード「百年蔵」の会員だけが利用できるレストランですが、その場で登録するだけなので、予約が先でも大丈夫。定期開催される料理教室にも参加できたりと、美と健康に興味がある方には、糀をより深く知るいいきっかけになりますね。
おみやげにもピッタリ!発酵食で美人を目指しましょう
食後はレストラン向かいの直売所でお買い物。蔵元おすすめの醤油や味噌はもちろん、ランチで使われていた「糀」入り調味料もすべて並んでいます。カステラのチョコソースとして使われていた、「甘糀ショコラ(400g 1180円)」もありました。
甘酒ドリンクにもバリエーションがあって気になります。ノンアルコールで砂糖不使用、食物繊維たっぷりの「玄米甘酒(648円)」や、低温殺菌の生玄米甘酒「紫の一日一糀(378円)」など、味の違いを楽しみながら糀を摂取できそうですね。
見て、触れて、味わえる糀のテーマパークで、思いっきり「糀」のチカラを体感しちゃってください!
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