波の音を聴いてリラックス。浮遊感が気持ちよすぎるハンモックヨガ
「エアリアルヨガ」って知ってますか?天井からハンモックのような布を垂らし、それに少しずつ体をあずけ、さまざまなポーズをとるヨガのこと。この布のサポートにより、普段使うことのない体の部位を使うことができます。美しい空や海、波の音や潮風を体感できるのも、ここでのエアリアルヨガの醍醐味!
絶好のロケーションのなかでヨガを楽しむ
「Ku-yoga(クーヨガ)」は、目の前に白い砂浜と青い海や空が広がるスタジオ。
波の音を聴きながら、気候の良い時期には潮風を感じることができるという絶好のロケーションが自慢です。
東西に約400mの広さを誇る明石・林崎松江海岸は、明石海峡大橋や淡路島を眺めるビューポイントとしても最高!ウィンドサーフィンなど、マリンスポーツの聖地としても有名です。
スタジオから見える風景はこんな感じ。美しい景色を見られるだけで贅沢なのに、筋トレ、アクティビティ、リラクゼーション、いろいろな要素をもつ「エアリアルヨガ」を楽しめるなんて、究極の癒しですね。
「エアリアルヨガ」のポイントは3つ!
「エアリアルヨガ」には3つの大きな特徴があります。
1つ目は、「関節に布をかける動き」。布のサポートがあることで、通常のヨガよりも安定してポーズをとることができます。いつも使わない筋肉をしっかり使いましょう。
2つ目は、「布のなかに入る」こと。布にくるまれることにより、リラックス効果が高まり、神経が研ぎ澄まされて、普段使ってない体のあちこちに意識が広がります。
3つ目は、「さかさまになる」こと。さかさまになることで、全身の血液の流れが促されるといわれています。また、通常とは違う視点になり、心と体が開放される効果も。
初体験者の感想はさまざま。「運動というよりリラックスや浄化という感覚。体が温かくなり、いろいろなところが伸びた感じ」、「ハンモックに包まれるのが気持ちよかった。ブランコみたいに揺られる動きもあり童心に返ったようで楽しかった」などと、それぞれの楽しみ方があるようです。
夏には海の上で「SUPヨガ」を
夏季は「SUPヨガ」のクラスも開講しています。「SUP」とは、「スタンドアップパドル」の略で、海の上に浮かべたボードの上でするヨガのことです。
年齢・性別や経験を問わず「簡単に海の上をお散歩できるサーフィン」として、近年特に注目されています。
不安定な海上でのヨガは、下に押す力や安定感が必要なので、マットの上では簡単にできることが難しい場合もあります。地上では意識しづらい深層部の筋肉を使うようになり、体幹を鍛えるにはとても有効だそう。
海の揺れにより、体の緊張や強張りが自然にほぐれていくのを感じ取りましょう。
海の上はマイナスイオンたっぷり。浮かんでいるだけでとっても気持ちいい!夕日を浴びて波間でのヨガ…非日常な特別感がありますよね。
日常を忘れて「今の時間」や「自分自身」を見つめ直す
インストラクターの大原久実子さんは、エアリアルヨガはもちろん、SUPヨガ、ビーチヨガなどを開催しています。
ヨガについて「自然のなかで行うヨガは、太陽や夕日を見たり、時間の流れを感じたり。ゆっくり動いてゆっくり呼吸。日常生活を忘れて、今の時間を楽しみながら、自分自身の内面と向き合うことができます」と魅力を語ってくれました。
「Ku-yoga」のエアリアルヨガの定員は1クラス4名。毎月不定期で4~5日開催しています。
基本的に1日2~3クラスですが、開催時間などは日によって異なるので詳しくはホームページをチェックして。初心者も大歓迎だそうです!
text:磯本歌見
- 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。