京都の朝は、美しすぎる「つまみ寿司」のモーニングでスタート!

京都の朝は、美しすぎる「つまみ寿司」のモーニングでスタート!

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京都旅行の一食に、かわいらしくて京都らしい「花梓侘(かしわい)」の「つまみ寿司」は、いかがでしょうか?京都みやげの本などでもたびたび取り上げられる人気の「つまみ寿司」が食べられるのは、現在、京都市北区にある本店のみです。

Summary

住宅街に溶け込む、名物「つまみ寿司」のお店

京都をめいっぱい楽しむなら、朝のスタートは早めがおすすめです。たとえば世界遺産「上賀茂神社」の桜門の開門は、朝8時(冬季は8時30分)。早朝の清々しい空気を吸い込みながら参拝した後は、歩いて15分ほどの場所にある「花梓侘(かしわい)」で「つまみ寿司」モーニングを。

「花梓侘」のある建物は、住宅街のなかの一軒家。周囲に溶け込んでいるので見逃し注意です。店先は古伊万里や作家モノの和食器を扱う器さん、食事は玄関を上がって、奥のリビングでいただきます。

一輪の季節のお花が飾られた重厚なアンティークのテーブルで、お寿司をいただく優雅な朝。

選りすぐりのネタが整然と並ぶ「朝のつまみ寿司」

朝のつまみ寿司 10貫2000円、15貫2900円(いずれも税別)
朝のつまみ寿司 10貫2000円、15貫2900円(いずれも税別)

升目にひとつひとつ詰められた「つまみ寿司」。この美しい姿は、今から18年ほど前、上生菓子から発想を得て創り出されたそう。

和菓子と同じように、素材や飾りで季節を感じられる心配りがされていて、例えば生湯葉と生麩の「つまみ寿司」の生麩は、新春に梅、春は桜、秋になると紅葉と姿を変えます。

食通のオーナーが絶品と惚れ込んだ広島・宮島口の「うえの」の焼き穴子や、京都大原の自然熟成の生しば漬けなど、寿司ネタは厳選されたものばかり。赤酢を打ったシャリは、赤こんにゃくから鯛の昆布〆まで、どんなネタにも合うように配合されています。

モーニングでは、この「つまみ寿司」のほかに、椀物(生麩のお味噌汁)とデザートが付きます。

作る楽しみも味わえる「朝の玉手箱」

朝の玉手箱 2000円(税別、要予約)
朝の玉手箱 2000円(税別、要予約)

もうひとつの「花梓侘」のモーニングは、塗りの重箱に眞田紐をかけて供される「朝の玉手箱」。

ふたを開けると、9種類のおにぎりが楽しめるセットが。天ぷらやいくら、みそ漬けの鮭など、「つまみ寿司」とは違うネタや、焼き穴子などが入っています。

小鉢からのりごと取り出し、お好みの分量のごはんを入れて軽く握りながら食べます。お代わりもできるので、たっぷりごはんを使っても大丈夫。

卵焼きに使われている陶器のお皿1468円
卵焼きに使われている陶器のお皿1468円

「朝の玉手箱」には、京都の地野菜がたっぷり入った玉子焼きも付きます。

鳩の箸置き500円
鳩の箸置き500円

昆布茶塩、煎りゴマ、ぶぶあられをパラパラとかけて、〆にお茶漬けでいただくのも乙です。

セットのデザートには「白味噌アイス」をチョイス。「煎り番茶のアイス」、「つぶあんと栗の茶巾しぼり」など5種類から選べます。500円プラスすると、デザートを3品盛りに変更することもできますよ。

旅の出会いは一期一会!作家モノの器をおみやげに

もとの母体は器屋さん。料理を引き立てる器、器の合わせ方などを提案するために始められたのが「花梓侘」です。古伊万里などの贅沢な器や、使い勝手の良さそうな作家モノの器もいろいろ。

人気の豆皿など、買いやすい価格のものもあります。用途を伝えればオススメの器を提案してもらえますよ。

京都の朝、かわいらしくて実力派の「つまみ寿司」モーニングで始めてみませんか?

Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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