口福で幸福なひとときを。【カフェグラマ―きょん。の、あのカフェこの席18】
公園前の静かなロケーションにある、フィンランド語で「家」を意味する”talo”を冠した天王寺区の喫茶店「talo coffee(タロコーヒー)」。一度食べたら骨抜きになること間違いなしのメニューの数々と、温かい空間でゆったりと過ごすことができる珈琲時間との調和に、国内外問わずファンになる方が続出中です。
ぐっと背伸びしたくなるような心地よさ
滑り台やジャングルジムなどの遊具が並ぶ「東高津公園」のお隣に、こちらのお店がOPENしたのはおよそ4年半前のこと。
深呼吸をし、ぐっと背伸びをしたくなるような温かみある空間。
子供たちの元気な声が店内にも届く、公園すぐそばというこの立地。
店内・店外ともに心地よさがそこかしこに満ちています。
潜在的に求めていたものとの出会い
初めて訪れたのならば、マストで食べるべきこの玉子サンド。
"厚焼き”という言葉に一切の偽りなきこの厚みは、手でそのまま掴もうとすると、滑り落ちていきそうなほどの重量感。
加えて、全身に衝撃が走る濃厚な味わいに、一人で訪れていてもその場で誰かに伝えたくて仕方がなくなってしまうほどに美味。
トースターからトーストが飛び出すがごとく、パンからバターがひょっこり顔を覗かせる「あんバターサンド」は、先ほどの玉子サンドとはまた違ったスイーツのようなポジション。
食べ方は、まずはセンターから割り入れて、そのままパクリ。
ここだけでしか見かけることがないであろう独創的なフォルムをしていながら、どれかが仲間はずれになることのない”あんバター”の味わいをしっかりと演出しています。
サイフォンで抽出された珈琲は、どこかスッと日常に溶け込むような優しい風味。
早朝7時から飲むことができるとあって、目覚めの一杯としての役割を担ってくれたり、時には日々の疲れを解放する癒しの一杯としての役割まで果たしてくれます。
座りたいあの席
公園を横目に過ごすことができる四名掛けの席。
晴れた日も雨の日も、もちろん雪の日だって、ここに座ってその景色を眺めながら過ごすことができるタロサンドタイム。
口福で幸福なひとときを、ぜひここで。
近年、多様化し続けるサンドイッチ。
懐かしさと斬新さの二つの道を歩む「talo coffee」さんのサンドイッチは、これからもずっと多くの方に愛され続けていくことは必至。
なぜなら、いますぐにでも食べに行きたい人がここ(自分です)にいるくらいですから。
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