撮影せずにはいられない!SNS映え間違いなしの手作りウォールアートのカフェ
和歌山市中心部から車で約20分、イタリアの観光都市アマルフィの街並みを思わせるような港町へ。急な斜面に家が立ち並ぶ中に古民家をリノベーションした、パティスリーカフェ「Le Vogue(ル・ヴォーグ)1008」があります。素材を生かしたスイーツが評判の店ですが、白壁に描かれたウォールアートがSNS映えすると人気を集めています。
港町にあるリノベーションカフェの外壁はアート
和歌山市雑賀崎(さいかざき)地区は、山頂から海に向かう斜面に、家が段々に並ぶ港町。イタリアの観光都市アマルフィの街並みと似ていることから“日本のアマルフィ”と呼ばれ、話題になっています。
オーナーは築70年の古民家をリノベーション。内装から外壁・斜面の基礎に至るまで全て白に統一し、後輩のデザイナーが高さのある基礎部分に魅力的なウォールアートを施しました。
SNS映えすると人気のウォールアートは、マストで撮影したい!
ウォールアート前のなだらかな坂道に続く十数段の石段を上りきるとお店の入口です。入口奥にはテラス席も用意されているので、ペット連れの方はこちらへ。
アンティークに彩られた店内は博物館のよう!?
ソファー、テーブル、調度品、食器…ヨーロッパのアンティークが勢揃い。アンティーク風ではなく、全て本物のアンティークと聞き驚き!
ソファー席にある鮮やかなコバルトブルーの頑丈そうなテーブルは、大型トランク。中には、引き出しがあり、ハンガーがかけられるようになっていて、クルーズ旅行に使われていたものなのだとか。
さりげなくテーブルに置かれた年代物風の「巻き物」は、アンティークではなくメニュー。オーナーが、革をカットするところから全て手掛けた逸品です。
パティシエお手製の珠玉のスイーツと大好評ランチ
パティシエであるオーナー手作りのスイーツは、すべてがオススメ。スイーツはどれもテイクアウトができるので、手土産にも。
4種類のチーズを使った「チーズケーキ」は、生クリームとバターがたっぷり入って、とろける口解けが感動もの!グリオットチェリーのジュレなど素材の味を生かした「グリオットピスターシュ」も人気。
こちらはランチメニューの1つ、中も外も白いオムライス。バターライスとタマネギを炒めて卵で包み、ホワイトソースをたっぷりかけています。ブラックペッパーが味の決め手に。チーズがほのかに香るカルボナーラ感覚のオムライスです。
ランチメニューはほかに、「キーマカレー」「キッシュ」(各850円)、「ハンバーグ」(1000円)の計4種類。
夜はカクテルと一品料理で、港を眼下に楽しみましょう。ソフトドリンクやノンアルコールも充実しているので、ドライブデートにもオススメの「Le Vogue 1008」です。
text:都志リサ(ウエストプラン)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。