食・グルメ
2019.01.30
普段使いにおすすめのかわいい海外雑貨がいっぱい。ランチもできる古民家カフェ
大阪の最北端、能勢町にあるフェアトレードショップ＆カフェ「エスペーロ能勢」。築100年の古民家を改装したあたたかみのある雰囲気の店内には、アフリカや東南アジアなどからやってきた、カラフルでおしゃれな手作り雑貨が並びます。自然豊かな能勢の空気と、かわいい雑貨に囲まれた癒しの空間で、ゆったり過ごしましょう。
自然の風景と木のぬくもりに癒される、心和む空間
能勢町は大阪府の一番北に位置し、大阪市内から車で約50分と、ドライブするのにちょうどいい距離にあります。昔懐かしい田園風景が広がるのんびりとした町は、豊かな自然を感じに、四季を通してハイキング客や観光客が足を運びます。
店内に入るとまず目に入るのがこの大きな窓。窓枠が額縁になった絵画のような景色が広がっています。
冬場は和室にこたつが置かれ、薪ストーブが静かに燃えています。建てられた当時の梁や間取りをほぼそのまま残してリノベーションされた店内は、お家に招かれたような居心地のよさとあたたかみを感じます。
どれもかわいい！ナチュラル感がたまらない雑貨や日用品
こちらはインドの伝統工芸である「シャンティニケタン」と呼ばれる工芸品。なめしたヤギの皮に、一つひとつ手作業で型押しして模様と色を付けます。自然な風合いの、素朴な美しさやかわいらしさが魅力。動植物をモチーフに、たくさんの柄がありどれにしようか迷ってしまいます。
ネパールからやってきたフェルトのコースター。もこもこ感とカラフルな色合いがかわいい！手触りも柔らかく、寒い時期のドリンクに使えば心までぬくもります。お気に入りのマグカップに敷いて使って。
インドやバングラディシュの伝統衣装であるサリーをリサイクルし、パッチワークで仕立て直したショルダーバッグ。やわらかな布のバッグですが、全体に刺し子が施してあるのでとっても丈夫。美しい布の組み合わせも素敵！すべて柄の異なる一点物です。
お店で扱う雑貨はすべて「フェアトレード商品」。アジアやアフリカ、中南米などの発展途上国で生きる人たちの自立を支援するための貿易の仕組みがフェアトレードです。かわいいだけでなく人にも環境にもやさしいお買い物を、ぜひ楽しんでくださいね。
野菜たっぷりのワンプレートランチ
かわいい雑貨のほか3種類あるランチを目当てに訪れる人もいるのだとか。人気の「エスペーロランチ」は、地元能勢の野菜をたっぷり使った週替わりのワンプレートランチです。国産牛を使ったハンバーグやタンドリーチキン、テンペとよばれるインドネシアの発酵食品のほか、旬の野菜を使ったおかずが約8種類ほどのります。
「今日はたくさんおかずがあったから、いつもよりボリューミーかも」と笑う店主の斎藤さん。そんな大らかさも、このお店の魅力です。
お店の2階では月に一度の映画観賞会「屋根裏シアター」なども開催されています。緑豊かな能勢町と古民家の、ゆるやかな時間の流れを味わいに訪ねましょう。
Text：並河智子(ウエストプラン)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
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