ネタは奇想天外!美しすぎる自分だけの手織り寿しをつくろう
京都のみならず、全国から訪れる人が後をたたない手織り寿しの「AWOMB」。お店がある室町は、かつて呉服店の集まる町でした。「織る」には、色々なものを組み合わせて作り上げるという意味があり、「お客さまの手で組み上げてオリジナルの手織り寿しを作ってほしい」という思いが込められています。
Summary
人生初!驚きの寿司ネタに出会う
目にも美しいAWOMBの寿司皿。そこに並ぶのはブロッコリーや栗、 鰆の西京焼きなど、およそ寿司ネタとして見たことのないものばかり。
「もともと、家庭の手巻き寿司は自由なものでしょ。その感覚をAWOMBなりにアレンジし、デザインしたのが手織り寿しです」とAWOMBのオーナーの宇治田さん。
組み合わせは何千通り?自分だけの手織り寿し
薬味はなんと14種類。定番のたまり醤油や塩以外に、ふき味噌、アーモンド、クリームチーズなんてものまで。どのネタにどの薬味を合わせるかは食べる人のセンス次第。無限とも思える組み合わせを楽しんで!
伝統の技法と斬新な素材のコラボレーション
お店には京料理の料理人、寿司職人をはじめ、さまざまなジャンルの料理人が集まり、高め合っています。伝統の技法で、斬新な素材を調理する。だから、どんな組み合わせの手織り寿しでも、美味しくまとまるのです。
人気を支える脇役たちの素晴らしい仕事
すし飯は、京都丹波産のこしひかりと京都の老舗、村山造酢の千鳥酢を使用。海苔は、佐賀県有明海産の金印焼き海苔。海苔の厚みと干し具合、すし飯の柔らかさと酢のうち具合のバランスは絶妙で、どんなネタや薬味をもしっかりと包み込む力強い味わいです。
京町家をリノベーションした空間もフォトジェニック!
2階席には古民家の天井をぶちぬいた屋根裏の、明かり採りの窓からの光が降り注きます。高さを生かした吊り下げ型の電球もステキ。
1階の席からは、手入れの行き届いた坪庭を見ることができます。隅々まで気持ち良く洒掃が行き届いていて、気持ち良く食事が楽しめます。
お店のセンスをおすそ分け!素敵な一品を手にいれて
2階には、"AWOMB studio"と名付けられたライフシーンを演出するプロダクトを販売するスペースも。
日常使いにできる小さなものから普段に着る服まで、AWOMBセレクトのセンスのよい雑貨が揃います。
見ても食べても楽しい手織り寿しは、行列に並んででも食べたい一品。流行りだけでは終わらないその味を食べにでかけてみては。
text:小西尋子
photo:野村純子
- 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。