毎週土曜は神戸・三宮に集合!「ファーマーズマーケット」で素敵な朝時間
2014年から神戸・三宮の「東遊園地」で開催されている「ファーマーズマーケット」。神戸市内や、近隣の町で収穫される農作物や、それらを使った加工品などを販売するマーケットです。その場で食べられるフードやスイーツも揃い、歩いているだけで楽しめます。
神戸の土曜の朝といえば!
毎週土曜日、神戸・旧居留地の東の端にある「東遊園地」の一角で開催されている「ファーマーズマーケット」。神戸の「農」をもっと身近に感じてほしい、生産者と消費者をつなぎたい、という想いで始まったマーケットです。
「山と海に囲まれた神戸は、農水産物が豊富。それに都心部と農地がとっても近い。実は神戸は面積の3分の1が山と農地なんですよ」と話してくださったのは、朝市を運営するメンバーのひとりの小泉亜由美さん。
「いい街って朝市があったり、市民の交流の場があるんですよね。神戸をそんな街にしたいんです」と小泉さん。そんな想いで続ける朝市も、2019年で5年目を迎えます。
軽トラックで運ばれてくるのは?
朝9時のオープンを目指して、神戸市内や淡路島から、生産者さんたちが次々に収穫したての野菜を載せて軽トラックでやって来ます。
神戸市北区からやって来た農家さんのトラックには、しめ縄、南天、菜の花と、季節感あふれる品がいっぱい。
「おはようございます」の挨拶が飛び交う「東遊園地」の土曜の朝の風景も、すっかりおなじみになった「ファーマーズマーケット」。こんな朝市があれば、週末の早起きも楽しみになりますね。
心地よい朝の空気に包まれて、旬の野菜の買い出しや、野菜を使った朝食をいただくことが、ライフスタイルになっている人も増えてきているようです。
もぎ取りのスイートコーン、カラーピーマンなどワイルドなディスプレイも目を引きます。
間引き大根や葉付きニンジンなど、スーパーではあまり見かけない食材があるのも朝市ならでは。
取材時の12月の「ファーマーズマーケット」は、クリスマスの雰囲気でいっぱい。普段は農家さんや食のブースのみなのですが、この時期はお花屋さんが毎週チューリップなどを販売したり、北欧のヴィンテージ家具のショップや雑貨屋さんの出店もあったりと、毎年クリスマス前は、より賑やかな雰囲気に。
神戸の食材を使ったフードも楽しめます
お買い物を楽しんだ後は、朝食を!神戸の「いたぎ家」さんが作るクリームシチューは、地元の「NIUfarm(ニウファーム)」のなると金時をはじめ、地元農家さんのレンコンやにんじん、ブロッコリーなどの野菜や、神戸「弓削牧場」の牛乳などを使用したシチューに、神戸を代表するブランジュリー「サマーシュ」のバゲットをイン!バゲットも目の前で焼いてからサーブしてくれます。
「菓子屋マツリカ」さんは、生産者さんのフルーツやハーブを使った「ゆずシロップ」や「レモングラスジンジャー」など、温かいドリンクを販売しています。
2019年も、毎週土曜に「東遊園地」で開催される「ファーマーズマーケット」。地元の方はもちろん、観光客の方も、神戸に暮らしているような気分で訪れてみませんか。
■FARMERS MARKET
住所:兵庫県神戸市中央区加納町6東遊園地内
TEL:なし
営業時間9時~12時30分
※雨天決行、荒天の場合は中止の場合あり
開催日はホームページ、フェイスブックで告知
text:いなだ みほ
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