そんなに見つめられたら食べられない!?とびきりかわいい数学カフェの白熊
鹿児島の名物スイーツとして知られる「白熊」は、練乳やフルーツを使ったご当地名物のかき氷。「SANDECO COFFEE数学カフェ」の白熊は、つぶらな瞳がたまらなくかわいくて、食べるのをためらってしまうほど!かわいい顔ながら、シロップにもこだわりアリの“進化系”白熊なんです。
王道でいく?大人でいく?シロップは2種類
「SANDECO COFFEE 数学カフェ」、一風変わった店名のこの店は、鹿児島市名山町にあります。以前は数学塾を運営していたこともあって、店内にはその名残がチラホラ。中~高校生レベルの数学のペーパー問題も用意されているというユニークなカフェなんです。
こちらで提供されている白熊は、鹿児島白熊界に“3D”のブームをもたらしたパイオニア。SANDECO COFFEE的白熊(各500円)と名付けられた、とにかく愛らしいかき氷なんです。
ふわっふわの氷に特製シロップがかかったキュートな二頭。スタンダードな練乳シロップの「王道シロップ(右)」、甘い香りのチャイ風味の練乳シロップの「大人シロップ(左)」。
つぶらな瞳に見つめられると、ちょっと食べにくいけれど、これがおいしいんです。
どちらも鼻の部分には濃厚なミルクジェラートが使われていて、食べ進めるごとに味の変化を楽しめます。さらなる味変は、小さなピッチャーに注がれている“ちょいがけ用”のコーヒーでどうぞ。白熊自体をしばらく味わってから途中でコーヒーをかけて、最後はストローでカフェオレのようにいただくというのがお店がオススメする美味しい食べ方。白熊から黒熊への変身も見どころです。
シェアするならコレ!フルーツ温泉につかる白熊
2~3人で店を訪れたなら、ぜひ注文してほしいのがフルーツ温泉しろくまの湯1800円。
このボリューム!この立体感!たっぷりの旬のフルーツの“温泉”に、白熊がゆっくり肩まで浸かっています。あまりのかわいさにカメラを構える手が止まりませんが、氷なので、溶ける前に美味しく食べきってくださいね。
フルーツに包まれた氷の中には手づくりのブルーベリージャムとあんこが入っていて、こちらもシロップを「王道」と「大人」からチョイスOK。練乳やミルクジェラート、フルーツなどなど…さまざまなテイストのコラボレーションが絶妙!
1日20体限定の提供となるので、夏場は特に早めの来店がオススメです。白熊の提供には時間がかかる場合があるので、余裕のあるスケジュールで訪れて下さいね。
温かい「白熊」もあるんです!
冷たい白熊は最高に美味しいですが、冬場には “温かい白熊”もおすすめです。
自家焙煎のこだわり豆を使ったアレンジコーヒー(各550円)。カフェラテ、バニララテ、キャラメルラテ、ヘーゼルナッツラテ、チャイラテの5種類あり、どれもホイップクリームたっぷり。マシュマロの耳、チョコレートの目鼻でホカホカの白熊がキュートに誕生しています。
かわいい白熊をいただいたら、お土産にはフルーツ温泉しろくまの湯をモチーフにしたキーホルダー(648円)をどうぞ。
おいしい白熊を味わって、かわいい白熊を持ち帰る、そんな白熊づくしを楽しんでみてはいかが?
Text・Photo:上村杏奈
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