大津の商店街に古民家×北欧のレトロモダンなカフェがオープン
2019年2月2日(土)、滋賀県大津市のJR大津駅から徒歩3分の駅前商店街に、古民家カフェ「MOV’S(town&coffee)(モブズ タウンアンドコーヒー)」がオープン。アドバンスド・コーヒーマイスターが生豆を厳選し、焙煎を手がけたコーヒー豆を使用したスペシャリティコーヒーが楽しめます。
“木賃宿”をリノベーションし、グッドデザイン賞も受賞した建物
この建物、もともとは東海道五十三次の宿場町の面影を残す「木賃宿(きちんやど)」。旅人が素泊まりするための簡素な宿だったそう。2016年、地元の工務店が地域のコミュニティースペースとして改修。大正時代の建築物の風情を大工の技により開放的に演出した新旧の織り交ぜ方が魅力的と評価され、2018年グッドデザイン賞も受賞しています。
アドバンスド・コーヒーマイスターが監修する本格派のコーヒー
カフェは、1階のカウンター5席と、テーブル席3席。どれも北欧チェアが使われていて、座り心地もゆったり。
建物や家具だけでなく、いただけるコーヒーも本格派。同じ滋賀県の守山市にあるロースター「米安珈琲焙煎所」のコーヒー豆を100%使用。
プロのコーヒーサービスマンの上級資格「アドバンスド・コーヒーマイスター」の手で、生豆を選別、日々焙煎する、味作り、抽出された、こだわりの逸品です。
香りや味わい、後味のすべてに満たされるスペシャリティコーヒーとともに、シナモンロールなどの手作りのスイーツもいただけます。
古民家と北欧テイストが融合したステキな店内
カフェの奥は打ち合わせスペースですが、使われていなければ見学OK。「アルネ・ヤコブセン」や「フィン・ユール」など、名だたる北欧デザイナーの手掛けた名作家具が展示されていて、自由に座り心地を試せます。直線的な木と北欧家具の曲線美が美しくて絵になる空間。
地域のコミュニティースペースとしても使われているため、大津の歴史が分かる書籍も多数置いてあり、誰でも自由に読むことができます。
2018年、67年ぶりに琵琶湖疏水(びわこそすい)が開通したことでも注目されている大津は、JRに乗れば京都駅から9分の好アクセスな場所。世界文化遺産の「延暦寺」、桜や紅葉の名所「石山寺」も近いので、観光もかねて至福の一杯を味わいに行ってみては?
■MOV’S(town&coffee)
オープン: 2019年2月2日(土)
場所:滋賀県大津市御幸町1-56
営業時間:10~18時
交通:JR「大津」駅から徒歩3分
電話:077-526-8881
text:小西尋子
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