元医院をリノベーションした空間。地元で愛される、城下町のレトロカフェ

元医院をリノベーションした空間。地元で愛される、城下町のレトロカフェ

食・グルメ リノベーションカフェ ランチ 城下町 スイーツ カフェ
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

大正時代に開院し、女性のお医者さんが2代に渡って続いていた「中川産婦人科医院」。この場所は現在、「旧中川邸」というカフェとして愛されています。建物の雰囲気を残しつつリノベーションした空間は、ゆったりとしたソファスペースや、小さな子どもと過ごせるフローリングの居間風フロアなどが、懐かしくあたたかい雰囲気です。

Summary

城下町に馴染むノスタルジックな建物

兵庫県、龍野城下に広がる街並みには、武家屋敷や城壁の土蔵、江戸~大正時代の古民家などが軒を連ね、今も当時の空気を醸し出しています。

そんな街にある「旧中川邸」は、元は「中川産婦人科医院」があった場所。大正時代に開院して、女医さんが2代に渡って続けた、街の人々に愛され信頼を置かれた病院でした。

門構えやアーチ風の玄関、白壁がハイカラな雰囲気の洋館。当時の外観はそのままに、小さな子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでがゆっくりと過ごせる多世代交流カフェとして生まれ変わりました。

元医院の雰囲気が残る空間でほっこり

扉を開けて店に入ると、右側には小さなカウンターと小窓が。すりガラスの格子窓のひとつが「受付」です。「保険証は診察前に…」という表示もあって、元病院だったことを物語っています。

そこから奥の土間スペースには、ソファとテーブルを配したカフェ、そして受付カウンターの奥は、靴を脱いでくつろげるフローリングのカフェスペースとなっています。

「小さなお子さんのいるママたちにもくつろいでほしい」という思いで、このスペースが作られたのだそう。スタッフにも小さな子どもがいるママがいたり、元保育士さんがいたりと、店ぐるみで子育て応援をしてくれる雰囲気も、頼もしいカフェです。

地元食材で丁寧に作るランチやスイーツ

旧中川邸ランチ 800円
旧中川邸ランチ 800円

そんなくつろぎの空間で楽しめるメニューは、平日限定(週替わり)の「旧中川邸ランチ」。取材日のメニューは、チキン南蛮、エビはんぺん揚げ、煮物、大学芋、サラダ、酢の物、ご飯、お味噌汁とボリューム満点。

コーヒー400円、シフォンケーキ280円
コーヒー400円、シフォンケーキ280円

そのほか、スイーツやコーヒーなども揃います。
「シフォンケーキ」は兵庫県佐用町の「z’s cat(ジーズキャット)」さんから届いたもの。安富町の柚子入りです。

焼き菓子はテイクアウトもOK。3種のシフォンケーキのほか、「巣箱」さんが作るタルトやクッキー(5枚入 250円)などが並びます。どれも甘さ控えめで、やさしい味わい。

「旧中川邸」のメニューのほとんどは、地元の食材を使用していたり、ノンカフェイン、無添加、オーガニックにこだわっていたり、身体にうれしいものばかり。

朝いちばんのモーニングから始まって、ランチ、夕方にはお迎え帰りのママがお子さんとほっとひと息。不定期開催の「夜カフェ」もあり、一日中、心地よく過ごせそうです。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください