春からの新生活に!木のぬくもりを感じる、一生モノのオーダー家具&雑貨
春からの新生活。気分を一新させてくれる家具や雑貨に出会いに行きませんか?そこでおすすめなのが京都市紫竹にある「KIJIRUSHI(キジルシ)」。この店の家具や雑貨には、2人の職人さんの「世代を超えて使われ、人と人をも繋げていける家具を作りたい」という思いが詰まっています。
かわいくて便利。暮らしのひとこまが楽しくなる木の雑貨
京都市北区の紫竹エリアは、洗練されたお店が多い、いま注目のエリア。
家具職人で、大将の溝上さんと萩原さんが作る木工家具のリテールショップ「KIJIRUSHI(キジルシ)」も、そんな紫竹エリアにある、感度の高いお店のひとつです。
扉を開くと、木の家具とともに、セレクト雑貨や洋服などがたくさん並んでいます。雑貨だけのお買いものも、もちろんOK。
「KIJIRUSHI」で一番人気なのが、無垢のナラ材の「クリップボード」。裏紙をノート代わりにできるA4サイズは、厚さ6.5mmのがっしりしたもの。新しく加わった厚みを4mmまでに抑えた軽量のもの(クリップボードライト)には領収書サイズ、伝票サイズなんてものもあります。
軽量の「クリップボードライト」には、マグネット内臓タイプも。マグネットは木の中に埋め込まれていて、見た目では見分けがつきません!これぞプロの手仕事。
ペーパードリップ派の人なら「欲しい~」と思わず心の声が漏れてしまいそうなコーヒーフィルターホルダー。こちらもナラ材使用です。「KIJIRUSHI」セレクトのコーヒー豆も販売されているので、こちらも試してみたいですね。
チーズやバゲットをカットして、そのままテーブルに並べても美しい、把手のついた「カッティングボード」。カット面はナラ材、持ち手はウォールナットです。
写真の下のカッティングボードは、5年ほど愛用したお客さんが、持ち手の修理に持ち込まれたもの。こんなにも色が変わって、傷にさえ愛着を感じる、自分だけのカッティングボードに育っています。
勉強したり、本を読んだり。“理想の机”を考える
「KIJIRUSHI」では、さまざまな家具をオーダーメイドできますが、今回は机に注目。イメージが決まっている人はいいですが、いちからオーダーするのは難しいものです。そこで、溝上さんが、小学1年生からおじいさんになるまで使え、そして子や孫へと受け継がれるような使い勝手のよい机のモデル型を2つ提案してくれています。
基本の型は決まっていますが、天板の角処理だけでも6種類、袖引き出しの取手の素材も4種類から選べるなど、細部に自分のこだわりを込めることができます。
もうひとつのモデル型は、袖引き出しのない、本当にシンプルなもの。“古くなっても旧くならない”質のいい無垢材で作られた机は、「子どもが大人になる頃、使い込まれた辞書のように、自信を与えてくれるでしょう」と溝上さん。
すべての家具や雑貨に、未来へのストーリーを感じさせてくれるのが「KIJIRUSHI」の製品。オーダー相談したい方は、溝上さん在店日の、月末日曜を目指して行ってみてはいかがでしょうか。
衣・食・住。“暮らし”をイメージできるさまざまな雑貨たち
家具は、暮らしのなかで使われてこそ真価がわかるもの。そのため、テーブルの上には鍋敷きやカッティングボードなどのほかに、食器やテーブルクロスもありますし、棚やハンガーには服もあります。
生活のシーンを想像しながら丁寧に選ばれたモノたちを見ているだけでも、暮らし方のヒントをもらえます。
時には、「古道具ARUSE」で仕入れた一品モノの照明器具や、職人さんが作られた鹿の角が持ち手になったタモ(釣り用具)など、「KIJIRUSHI」でしか出会えないものも並べられ、いつ訪れても一期一会の楽しみがあります。
オリジナル商品はWEBショップからも購入できますが、無垢材にはそれぞれ木目に表情があります。小さいものでもお店で手にとって選べば、より愛着が湧くはずですよ。
text:小西尋子
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