食べ歩きが楽しすぎる、吉祥寺散歩【村上萌が提案する30歳からの#週末野心7】
立地だけで大学を決めたと言っても過言でないくらい、吉祥寺が好きです。(吉祥寺の大学に行ってました)言うならば、新旧のミックス具合、カルチャーとトレンドのバランス、老若男女みんなが自分の街だと思える感じとか、全部。観光スポット!というより、食材を調達しに行ったり、家のものや可愛いハガキを買いに行ったり、そんな風に「いつもの自分」を楽しめるのが吉祥寺の魅力です。前置きが長くなりましたが、まずは初級編として私の鉄板のお店をご紹介します。ちなみに吉祥寺駅は、どちらの改札口から出るかが重要なポイント。広がっている街が全然違うので、歩き出す前にどちらから行こうか考えてから動くのがおすすめです。
Summary
ホットワイン片手に公園散策
吉祥寺駅の公園口(南口)を出て「マルイ」の脇の道を行くと、沢山の雑貨屋さんやカフェが並んでいます。
私は到着早々こちらのお店「ケーニッヒ吉祥寺公園口店」で、ソーセージをつまみにホットワインを飲んで、ほろ酔いのまま「井の頭公園」を散歩するのが好き。「ケーニッヒ」のソーセージは、本場ドイツで何度も金賞を受賞したこともあるそう。テイクアウトもできるので、公園で食べる人も多いそうです。
「井の頭公園」は桜の名所なので、お花見の時期は混み合いますが、それもまた楽しいんです。公園の入口にある、「いせや総本店」で焼き鳥を買って、ベンチに座って即席ピクニックもできちゃいます。
公園の中には、スワンボートをはじめテラス席が気持ち良いカフェや、なんと動物園もあるので、カップルから家族、もちろん一人でも満喫できるのでおすすめです。
駅ビルも楽しい吉祥寺
公園口で自然を楽しんだら、今度は駅を通って反対側の改札口へ。せっかく駅を通るなら、駅ビルも楽しんで。
あらゆるチェーン店の武蔵野市方面の店舗といえばだいたい吉祥寺。(私調べ)そのため駅ビルも実はかなり便利です。日用品の買い物に加え、私がよく寄るのは手芸用品が揃う「ユザワヤ」。
布を買って、ちょっとずつ家のインテリアを作ったりして楽しんでいます。たとえ仕事が忙しくても、創作欲が俄然湧くと豊かな気持ちになるので、駅を通るならば是非「キラリナ京王吉祥寺」の8・9階へ。
夕方は「ハモニカ横丁」で飲み歩き
公園と反対側の北口改札を出ると、目の前にあるのに初めての人にはなかなか見つけられない「ハモニカ横丁」の入口。どんな時間でも誰かが飲んでいて、いろんな生活があるんだなぁと、人間らしくて、じわじわ楽しくて大好きな通り。
「ハモニカ横丁」はあまり目的を持たず、ぶらぶらして気になるところに飛び込むのがおすすめです。さくっと飲めるお店から渋い小料理屋まで、色んなお店があります。
そして、飲んだら食べたくなる甘いもの。そんな時是非行って欲しいのが、「はね付きたい菓子(たい焼き)」の「天音」。行列ができていることも多いのですが、かりっとした皮に餡がたっぷり入った「たい菓子」は並んででも食べたい一品です。
たい焼きの後は、「ハモニカ横丁」を抜けた商店街にある二つの名店へ。まずは並んでも食べたい「吉祥寺さとう」のメンチカツ。
ジューシーでサクサク食べられちゃいます。よく授業の前に食べてたなぁ。ちなみにものすごく美味しいお肉屋さんなので、買い物もできちゃいます。焼き豚を買っておくとおかずに便利…!
そして奇跡の和菓子屋さん「小ざさ。」このお店が奇跡と言われる理由は、1坪2品で年商3億という人気っぷり。(そう言うとなんだかビジネス的に聞こえるかもしれませんが、社長の本を読んで、お客様への向き合い方や、人生をかけた商品づくりなど、なんだか本当に大切なことを学びました。)
いずれにしても、行列の絶えないお店なのです。2品の内訳は、羊羹と最中。ただ、羊羹はまず買えません。4年間吉祥寺に通って、どんなに1限目の授業が始まる前(朝8時ごろ)に店の前を通っても、既に整理券を並んでいる人により、本日の羊羹は完売状態。
一度は食べてみたい、「小ざさ」の羊羹…。でも、最中も本当に美味しいです。夫は先日ついに50個入りを購入して毎日嬉しそうに冬休みを過ごしていました。手土産にもぴったりです。
ちなみに、もし車で吉祥寺に行っているなら前後で「深大寺」に立ち寄ったりするのもおすすめ。
もう、この辺のエリア本当に楽しみが深すぎます。ぜひ、次の週末は一日中食べ歩く吉祥寺散策へ…!
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