気分はアメリカ!ネオン輝く夜の散歩が楽しい、沖縄・コザの街
那覇空港から車で40分ほどのところに位置する沖縄市コザ。あまり聞き慣れない地名ですが、ここは、ディープな沖縄を楽しみたい、という方におすすめの街。コザは、近隣に米軍基地があることもあり、街のいたるところで英語の看板や、地元に住む外国人の姿を見ることができます。また、“ロックの街”としても知られ、ライブハウスなどもたくさん。まるでアメリカに来たような気分になれる、沖縄・コザでの夜の楽しみ方をご紹介します。
ネオンがきらめく夜の街をアメリカ気分で散策
コザの散策はまずはここから。大きなギターの看板が目印の「コザ・ミュージックタウン」です。ここは、飲食店や、エイサーの歴史・文化を学べる「エイサー会館」、ライブ会場などが入る複合施設。
「コザ・ ミュージックタウン」のなかには「沖縄市観光物産振興協会」もあり、無料の地図などを配布しているので、旅の始めにまず立ち寄ると便利です。
コザは“ロックの街”としても知られ、街のいたるところにライブハウスがあります。夜になるとネオンが灯り、賑やかな雰囲気に。週末になると、地元に住む外国人や観光客などで、さらに賑わうのだとか!
英語の看板や、アメリカ雑貨や洋服を扱うお店なども点在していて、歩いているだけで楽しい気分に。まるでアメリカに来たかのような、不思議な感覚を味わえます。
ディナーだってアメリカン!豪快「ジャークチキン」
コザに来たなら、食事も海外風のものを楽しむのがおすすめ。ハンバーガー屋やタコス店など、地元で人気の飲食店も多いですが、今回ご紹介するのは、「ジャークチキン」の専門店「Bamboo Cafe(バンブーカフェ)」。
「ジャークチキン」とはジャマイカの定番料理で、特製のシーズニングで味付けした鶏肉をグリルで焼き上げたもの。フライドライスの上にスパイシーな鶏肉がドーンとのっていて、ひと皿でボリューム満点!ジャークチキンのほかにも、ハンバーガーやピザなど、アメリカンなメニューが揃います。
水色を基調とした色鮮やかな内装で、海外気分もアップ!写真映えもバッチリな「Bamboo Cafe」、ランチにもディナーにもおすすめです。
■Bamboo Cafe
住所:沖縄県沖縄市中央3-1-9
TEL:098-934-5471
営業時間:11時30分~22時LO
定休日:月曜、第4火曜
旅の夜はクラフトビールで乾杯!
もう一軒、コザの夜におすすめなのが、こだわりのクラフトビールが楽しめる「コザ麦酒工房」。1階は酒屋さん、2階が醸造所とクラフトビールバーと、少し変わった造りになっています。
「コザ麦酒工房」で飲めるのは、約6種のクラフトビール。フルーティーな甘みと苦みが特徴の「ビッグビーチクリームエール」や、季節によってモルトとホップの配合を変えている「セゾン ド コザ」など、どれもこだわって作られたものばかり。ここでしか味わえない、貴重なビールです!
■コザ麦酒工房
住所:沖縄県沖縄市中央1-24-13
TEL:098-975-6119
営業時間:17~24時
定休日:日曜
コザには多くの商店街があり、ここで紹介したお店のほかにも、地元の方から愛される魅力的なお店がたくさん。散策しながら、気になるお店をハシゴしてみるのも楽しいですね。
夜道を歩くのが少し心配…という方には、沖縄市観光物産振興協会が主催しているナイトツアー(金・土曜限定)がおすすめです。このツアーは、所要3時間、1名3500円(2名以上で申込み)で、コザの夜の街をガイド付きで案内してくれるというもの。コザの歴史的な背景や、地元の方ならではの情報を教えてくれるので、街のことをより理解しながら、楽しむことができます。
キラキラ輝くネオンを眺めながら、アメリカ気分で散策できるコザの街。沖縄に何度か行ったことがある、というリピーターの方にも、ぜひおすすめしたい場所です。
photo:小川 研
text:クリヤマ カオリ
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