ガマラー必訪!人気沸騰中の大仏柄を求めて鎌倉のがま口天国へ

ガマラー必訪!人気沸騰中の大仏柄を求めて鎌倉のがま口天国へ

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がま口愛好家、通称「ガマラー」にはたまらない、まるで天国のようながま口専門店を目指して鎌倉に出かけませんか?大仏柄やパステルカラーのカワイイ絵柄など…、職人が一つひとつ真心を込めて作った、手づくりのがま口が目白押しです。

Summary

人気ナンバーワンは、鎌倉らしい大仏柄

鎌倉駅東口から若宮大路を鶴岡八幡宮方面へ進むこと約5分。お目当ての「鎌倉てづくり屋 鎌倉本店」に到着です。

店内を埋め尽くす大量のがま口は、すべて職人さんが一つひとつ手作りしたもの。取り扱う商品は、シーズンで入れ替わるそうですが、人気の絵柄や形は“昨日まで店頭にあったのに、今日再訪したらすでに売り切れていた!“ということもしばしば。

心惹かれる“がま口”との出合いは、一期一会!ピンときたら迷いは禁物です!

3.3寸がま口(大仏柄) 980円
3.3寸がま口(大仏柄) 980円

「鎌倉てづくり屋 鎌倉本店」の一番人気がコチラ!鎌倉の大仏を模したキュートなデザインのがま口です。カラーは白と黒の2色展開。大きすぎず、小さすぎずのちょうどよい3.3寸(約10㎝)サイズもうれしいところ。

“大仏柄のがま口があるらしい!”と口コミで話題になり、今や入荷するとすぐ売り切れになってしまうのだとか。店頭で見つけたら即買い間違いなしです。

清らかな心でお金と向き合えば、大仏さまのご利益でお金が貯まるかも…!?なんて期待しちゃいますね。

ここでふと疑問が…。がま口の“がま”って何でしょう?その答えは、口金をパカッと開いたこの姿にありました。

がま口の“がま”は、ガマガエルの“がま”なのだとか。大きく開いた姿が、ガマガエルの口元の形状に似ていることに由来するそうです。

ガマガエル自体、古くから縁起のよい生き物として人気があったようで、「使ったお金が返る(カエル)」や「福が返る(カエル)」などといわれ、特に金運での縁起がよいとされているようです。

がま口を大きく開くと“お金が吸い込まれるようにやってくる…。”そんな期待を抱きつつ、がま口を使ってみてはいかがでしょう。

バッグ・ポーチ・印鑑ケース…。がま口の魅力を再発見!

今では馴染みの深い“がま口”ですが、実は、明治期にフランスからやってきた舶来品なのだとか。巾着袋や風呂敷が主流だった日本で、片手でも簡単に開けられる“がま口”は、爆発的な人気を博したそうです。

「鎌倉てづくり屋 鎌倉本店」で扱うアイテムは、色や柄が多岐にわたるだけでなく、コインケースやポーチ、バッグ、印鑑ケースなどその種類の多さも魅力。持っているだけで楽しくなれて、見た目にもカワイイおすすめがま口の一部をご紹介します!

(手前)8寸バッグ 9280円、(奥)がま口ポーチ 俵型・小 2680円
(手前)8寸バッグ 9280円、(奥)がま口ポーチ 俵型・小 2680円

ワンタッチで開閉できて、それでいて抜群の収納力も兼ね備えたがま口バッグは、荷物が多い人にもってこい。洋装・和装など、どんなファッションでもコーディネートしやすいのもうれしいポイントです。

がま口のルーツが“おフランス”だと知った今、モノクロのバックやポップな色使いのポーチが、なんだかオシャレ上級者のアイテムに見えてくるから不思議です。

1.6寸ミニがま口 各980円
1.6寸ミニがま口 各980円

コチラは極小サイズのがま口。片手で包み込めるほどの小ぶりなのに、なんと500円玉を16枚も収納してしまう優れものなんです。

コインだけでなく、薬を入れたり、アクセサリーを入れて持ち歩くのにも便利。同じ生地を使っていても、裁断する場所によってひとつひとつ表情が違うので、お気に入りを探してみてください。

リップケース 各1380円
リップケース 各1380円

身だしなみのチェックに活躍してくれそうなミラー付きのがま口を見つけました!リップや短めのグロスが2~3本入るコンパクトサイズです。

“リップケース”というアイテム名ではあるけれど、コンタクト類を入れたり、ジュエリーケースとして購入する人も多いそう。

印鑑ケース 1010円
印鑑ケース 1010円

とても薄くて「印鑑…入るの?」と思いがちですが、そこはがま口の素晴らしいところ。口が大きく開いて印鑑を2~3本飲み込みます。中に朱肉が付いているので、わざわざ朱肉を持ち歩く手間も省けますよ。

風呂敷から連想する人が多いのか、意外にも唐草模様の人気が高いそうです。ポーチやバッグはレトロ柄で攻めて、小物は唐草模様にするというのも楽しそうですね!

使いやすい3.3寸サイズは、選びきれないほど絵柄が豊富

3.3寸がま口 980円
3.3寸がま口 980円

“がま口”と聞いて最初に頭に浮かぶのは、やはりこの形、定番の3.3寸です。がま口財布が税込み980円で買えるとあって、自分用だけでなくおみやげに購入する人も多いそうです。

店内に並ぶ数百種類のがま口の中から、自分好みを選び出すのは、結構至難の業。お気に入りを探しだすコツは…、第一にインスピレーション。第二に好みの肌ざわりかどうか!なんだとか。

膨大ながま口の中から、自分だけの一品を探し出すなんて、なんだか宝探しみたいです。

不動の人気といえば、やっぱり和柄。鎌倉の春を彩る梅や桜など、季節の花をモチーフにした絵柄も豊富です。散策途中で出合った花を、がま口の絵柄で持ち帰るなんていうのも粋ですね。

店長さん曰く、どれにしようか悩みすぎてドツボにハマってしまったら…、“迷ったときの動物柄”なのだとか!キュンときた動物や自宅で飼っている犬や猫の柄を決め手にすると決断できるそうです。

パンダや柴犬、猫やウサギ、フクロウ…などなど、動物柄は多彩。カワイイよりカッコイイを求める人には、レオパード柄やゼブラ柄をなんていうのもおすすめです!

(左・右)3.3寸がま口 980円、(中央)3.3寸がま口リング付き 1240円 ※ストラップは別売り
(左・右)3.3寸がま口 980円、(中央)3.3寸がま口リング付き 1240円 ※ストラップは別売り

口金の両肩にカンが付いたタイプ(写真中央)は、ストラップやチェーンで持ち手を付けて、ミニバッグ風に。

動物つながりでもうひとつ。ありそうでなかった競馬柄。レースの際は懐にしのばせて、
“がま”の縁起にあやかりたいところ。

(左)3.3寸がま口リング付き 1240円 ※ストラップは別売り、(右)3.3寸がま口 980円
(左)3.3寸がま口リング付き 1240円 ※ストラップは別売り、(右)3.3寸がま口 980円

人気の絵柄には、食べ物もランクイン。日々のランチやお茶代をこのがま口で管理するのもよさそうです。


時代はキャッシュレスに移行しつつあるけれど、口金をパチンと開くときの指から伝わる感触は、どこか懐かしくてほっこりした気分にさせられます。次の鎌倉観光は、まず「鎌倉てづくり屋 鎌倉本店」でお気に入りのがま口を見つけてから、散策に出かけてみてはいかがでしょう。

text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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