自家焙煎コーヒーが2杯付いて550円!京都・人気ビストロ発の最旬モーニング
京都市下京区、阪急電車河原町駅と烏丸駅を結ぶ四条通りを一筋南へ入った綾小路通に、いまイチオシのモーニングスポット「IKARIYA COFFEE KYOTO(イカリヤ コーヒー キョウト)」があります。立地の便利さ、コスパの良さだけではない魅力に迫ります!
人気ビストロ「イカリヤ食堂」発のモーニング
ここ「IKARIYA COFFEE KYOTO(イカリヤ コーヒー キョウト)」は、鴨川の川床ビストロで人気の「イカリヤ食堂」初となる、朝食が食べられるお店。
四条麩屋町を一筋南、綾小路通の角を西に曲がってすぐの便利な場所にあり、大小さまざまに組み合わされた窓枠がパッと目を引く外観で、思わず覗き込みたくなります。
店内には大きな焙煎機があります。この焙煎機で、日々のコーヒーの豆を焙煎。外気の温度や豆の産地などによって、焙煎温度や時間を微調整して、毎日データをとりながら6種類の豆をローストしているそうです。
焙煎された豆は、カウンターに置かれたガラス瓶に入れられ、品良く並べられています。豆の販売もあります。
8~11時のモーニングは、行かなきゃ損レベル!
扉を開けるとすぐの場所に、レジとショーケースがあり、モーニングのフォカッツァ(フォカッチャで焼いたピッツァ)がずらりと並んでいます。写真の左はベースとなる大きなフォカッチャ。毎朝、開店前に焼き上げるそう!
自家製フォカッチャのピザ5種類とケークサレ(フランス生まれのおかずケーキ)の6つのうちから好きなものを2つ選んで、ファーストドリンクを選びます。ドリンクは、自家焙煎コーヒー、カフェラテ、エスプレッソ、キョウトミルク、オレンジの5種類がラインナップ。
ラテアートを丁寧に描いてくれるスタッフの田原さん。2杯目のコーヒーはテイクアウトにしてもいいし、店内で飲んでもOK。
1杯目はコーヒー、2杯目はカフェラテというように、違う種類のドリンクを選んでもOKです。田原さんは英語も堪能なので、外国からのゲストにも自信をもってオススメできますよ。
モーニングのコーヒーは、6種類のシングルオリジンから選べます。ラテとエスプレッソには、朝の1杯にふさわしい、すっきりした飲み口の「ショコラ」を使用。
「ショコラ」「フルーツ」など、コーヒーのネーミングは、豆の名前ではなく「IKARIYA COFFEE」のスタッフさんが、飲んだイメージから名付けたものだそうで、味が想像できます。
フォカッツァ2種、新鮮な野菜、ドリンクが2杯付いて550円とは破格!ドリンクも自家焙煎コーヒーやラテ、亀岡の牧場から取り寄せた濃い牛乳なので、本当に値打ちがあります。
選んだフォカッツァは「タマネギ&オリーブ、アンチョビ&セミトマト」と「トマト&モッツアレラ」の2種類。
タマネギを飴色になるまで別のフライパンで炒めてからオーブンで焼き上げるなど、どれもひと手間かけた味。ベースのフォカッチャは厚みがあるので、結構お腹いっぱいになりますよ。
USBポートやコンセントプラグも完備
店内は、大きなコの字型のカウンターが中央に据えられたスタンドスタイル。手前には2人がけのテーブルが3卓あり、カウンターを挟んで向かいには4人がけのテーブル席が2つあります。
奥のひとりがけのカウンター席には、コンセントとUSBポートがあり、WIFIも使えます。観光客にはもちろん、充電が減っているときやちょっとした作業をしたい時にも便利。
もし、訪れた時間が11時を超えていたら、モーニングの時間には飲めない「ショコラ」以外のカフェラテを味わってみては?たとえば「フルーツ」のラテはまるみのある甘みがあり、「ナチュレ」なら上品な酸味が感じられます。
11時以降になると、バームクーヘンやシュークリームなど、焼き菓子も並び始めますよ。
立地の便利さ、コストパフォーマンスの高さ以上の魅力が伝わりましたでしょうか?「IKARIYA COFFEE KYOTO」、一度行けばきっと誰かに紹介したくなるお店です。
Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子
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