食・グルメ
2019.03.22
手づくり茶筒の老舗「開化堂」プロデュース。おいしいお茶とスイーツのほっこりカフェ
京都・七条駅から徒歩5分ほどのところにある「Kaikado Café（カイカドウカフェ）」は、茶筒の老舗「開化堂」が手がけるカフェです。手づくりの茶筒を身近に感じながら、外の喧騒を忘れさせてくれる明るくゆったりとした空間。おいしいお茶とこだわりが詰まったスイーツを楽しみに、たくさんのファンが集います。
茶筒を身近に感じながら、おいしいお茶でホッとひと息
明治8年創業の「開化堂」は、日本で一番古い歴史をもつ茶筒の老舗。「工芸を身近に感じてほしい」という思いからカフェをオープンしました。
店内のあちこちにディスプレイされた茶筒は、すべてが職人さんの手づくり。その昔、お茶が量り売りだった時代から大切に使われていた茶筒は、保存性がバツグンで長く使えるのが魅力です！
茶筒の素材は、銅・ブリキ・真鍮（しんちゅう）の3種類。使い込むほどに少しずつ色が変化します。自由に手ざわりを楽しんでみてくださいね。
そんな手づくりの逸品を眺めながら楽しめるのは、香り高いコーヒーや紅茶、四季折々の日本茶。ハンチングが似合う川口店長の手元が間近で見られる、中央のカウンターは特等席ですよ！
階段をあがった先に広がるのは、おしゃれなギャラリー！お茶を待つ間、のんびり鑑賞するのもおすすめです。
コーヒー・紅茶・日本茶と◎相性バツグンの極上スイーツ
熊本産の紅茶と緑茶をほどよくブレンドした「Kaikadoスーパーナチュラルブレンド」（900円）は、すっきりとした飲み口が人気。最後にフワッと立ち上がる緑茶の香りがなんとも贅沢！
オリジナルの紅茶と一緒に味わいたいのが「Kaikadoチーズケーキ」（Aset 1300円／Bset 1400円）。コロンと可愛いフォルムは茶筒をイメージして作られたもの。さわやかな酸味と、クッキー生地の食感を楽しんで！（セット用のドリンクによってAset・Bsetとなります）
「あんことコーヒー、和と洋のマリアージュもぜひ」と、川口店長。サックリとしたハード系の食パンにバターとあんこをトッピングした、シンプルな「あんバタ」（Aset 1200円／Bset 1300円）。一杯ずつ丁寧にいれてくれるコーヒーと共にゆっくり味わってみて。
レトロな建物の中に広がる！スタイリッシュ空間を満喫
レトロ感たっぷりの外観は、その昔、市電の作業詰所兼事務所として使われていた建物（登録有形文化財指定）だから。高い天井と窓越しの日差しにも癒やされるひととき。長居しちゃうこと間違いなしです！
明るく開放的な空間に広がる、コーヒーやお茶の優しい香り。ここでしか味わえないスイーツはもちろん、時にはビールも楽しめる、なんとも心地よいカフェ。
京都を訪れた際、ひと足のばす価値のあるおしゃれなカフェです。
text:外園佳代子（ウエストプラン）
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
