ヨーロッパの美しい村30選を鉄道でめぐる!大周遊旅~スロベニア・ピラン(後編)~
前回は、スロベニア・ピラン旅の中編として旧市街を含め魅力的な観光スポットをお届けしました。今回は、世界遺産に登録された「シュコツィアン鍾乳洞」を中心に、郊外の外せない見どころを後編・締めくくりとしてお伝えします!
Summary
スロベニアを代表する世界遺産「シュコツィアン鍾乳洞」
自然の創り出す芸術に包まれる2時間
鍾乳洞巡りの見どころは、いくつもの地底湖や巨大な陥没孔のドリーネ、地下洞窟。奥へ進めば進むほど、ひんやりと体感温度が下がるので夏場の観光にもぴったり◎鍾乳洞の各所には、“ルドルフ大聖堂の石灰段丘”や“沈黙の洞窟”といった自然美に合わせた名称がつけられています。手付かずの自然に身を委ねると、五感が研ぎ澄まされ気持ちいい!約2時間歩き終え地表に出ると、ティマーブ川の源流がキラキラと日光を反射しながらアドリア海の河口に注ぎ込む様子がみられ、クライマックスを美しく飾ってくれます。
ドイツやフランスよりも深い歴史を誇るスロベニアワイン
そして、せっかく郊外へ足を伸ばすなら是非立ち寄りたいのがワイナリー!今回は、青空レストランも併設されている「コレニカ&モシュコン」にお邪魔しました。食事の前に、オーナーのマテイさんにワイナリーを見せていただき、醸造のコツや樽から直接グラスに注いで頂いたワインを試飲して予習をした上でレストランに案内してもらえます。私のような初心者でも、ワインのイロハを学べるのが嬉しい。
青空レストランのコースで味わう“マリアージュ”
「コレニカ&モシュコン」の青空レストランでは、生ハムやオリーブ・チーズの盛り合わせなどの前菜からはじまり、クリームショートパスタ、牛肉のステーキにデザートのアップルパイがコースで味わえます(メニューは随時変更あり)。もちろん、デザートも含めてメニューごとにオススメのワインとのマリアージュが楽しめますよ♪敷地内の厨房で愛情たっぷりに作られたメニューを、青空のもと頂くのは贅沢の極み!是非、一度堪能してみては!?
※この記事は「るるぶNEWS」で2017年に掲載されたものです。